春からバリバリ仕事をこなしたいあなたへ！～疲れてしまう本当の理由とは～

春ですね～！　新年度はもうすぐです！
新入社員のあなたも、後輩が入ってきて先輩社員になるあなたも、転職したあなたも……
心機一転がんばりたくなるのが春です。

疲れてしまう理由とは

がんばりたい！　成果を出したい！　なのに疲れやすくて、休日はぐったり……というあなた。
疲れてしまう本当の理由を知っていますか？

疲れの原因、それは「やらされている感」です。
つまり、自分の仕事に責任を持っていないということ。
自分軸じゃないってことです。

これは無意識なので、なかなかとらえにくいのですが、
会社帰りの電車の中で「ふーーーっ」とため息をつく時や「あ～今日も大変だったな」と感じる時は
この「やらされている感」が発動している場合があります。

「これは私の仕事じゃないのに」
「後輩の面倒をみるハメになった」
「なんで私が!?」
「めんどくさい」

これらはみんな「本来、自分の仕事ではないのにやらされている」という思考です。

これは、脳の回路が子どものままになっているということです。「子どもでいたい」脳です。

成長したくない脳

「少年のような好奇心を持ち続けよう！」とか「少女のようなピュアな心をもって」みたいに、美化している場合ではありません。
少年のような好奇心をもっているあなたは→職場で「興味の対象がコロコロ変わって信頼できない人」になっているかもしれません。
少女のようなピュアな心をもっているあなたは→「何事も自らやろうとしない依存的な人」になっているかもしれません。

このように子どもでいたい脳を持っている人は

成長すると→めんどくさい仕事が増える。
成長すると→責任が重くなってきつい。
成長すると→誰にも守ってもらえない。

と無意識で思っているので、成長しないように自分を仕向けます。
潜在意識はパワフルですからね！

あなたの上司がダメ上司なワケ

未熟な自分がまわりに投影されることで、できない部下・嫌味な上司・足を引っ張る同僚
が登場します（ジャジャ～～ン♪）

成長して、大人になりたくないので、大人になる（自立する・成長する）のを阻む人が出てきます。
これは自分で登場させたのですが、本人は無意識なので、「あんなふうにはなりたくない！」「まともなのは私だけ！」と見下します。

「あ～あ、本当にウチの上司はダメダメ上司！」
「仕事のできない後輩ばっかりでイヤになる！」
「いつも私がまわりの尻ぬぐいをやる羽目になる！」

と思っているとしたら、実はあなたが未熟なんです。
仕事のできない後輩はあなたです。
傲慢な上司はあなたです。

今の自分は仕事のデキる人、であっても
過去の自分はどうでしょうか？
宿題をお母さんにやってもらっていたり（怠慢）
弟に偉そうに命令していたり（傲慢）していませんでしたか？

脳には過去や未来の区別がありません。過去の自分もまわりに映ります。

イヤな疲れを一掃し、パワフルに働くために

傲慢な上司や怠慢な後輩を人生のキャストに加えたくなかったら、あなたの脳を成長させましょう！
具体的には、自分に与えられたすべての仕事を「自分の仕事」として、すべてのことに責任をもってやる！　と決めるといいのです。
そうすれば……

「これは私の仕事じゃないのに」
「後輩の面倒をみるハメになった」
「なんで私が!?」
「めんどくさい」

というような思考にはなりません。

目の前の仕事に責任をもって取り組むと「やらされた感」がなくなり、その結果、疲れなくなります。
仕事での疲れの正体は「被害者意識」なのですから。
雑用が回ってきても「私の仕事」、後輩のミスの尻ぬぐいも「私の仕事」と思ってやることで、いつの間にか他の人より能力が上がっていることに気づくでしょう！　そうなったらもう雑用が回ってくることもありません。
あなたの仕事は会社を動かす重要な仕事ばかりになるでしょう。
一日の終わりは、イヤな疲れを感じるのではなく、達成感に満ちたさわやかな気分で眠りに就くことができますね。
何かと忙しい新年度を迎えるあなたにエールを送ります。