本気で考えるコミュニケーション論 ~普段から意識して習慣づけることで人生を劇的に変える方法~

問題解決そのものはできなくても、一緒に相談できる相手を探してあげたり、同席してあげるだけでも、人の心は大きく救われます。

人生はコミュニケーションの連続

人生はコミュニケーションの連続です。
生きている以上必ず誰かと関わらなければなりません。

どんなに夢や希望を持っていても自分単体だけで自己実現できるということはまずありません。
最終的に幸せについて考えた時も、やっぱり人間関係が重要になってくることに気がつくと思います。
人間はコミュニケーションがそれほどまでに大切なのです。

 

コミュニケーションを意識する

コミュニケーションというのは、自分と他人の関係性のことです。
つまり「私」だけで成り立つものではなく、「他人」だけで成り立つものでもないということを忘れないで下さい。

「どうせ私はダメ人間なんだ……」
「私は、ちゃんとやってるんですけど……」
「アイツさえいなければ……」
「親が悪い、学校が悪い、政治が悪い……」

という言葉か、毎日どこかでほぼ必ず飛び交っています。
(※勘違いであって欲しいと本気で願っています)

無意識的にそういう考えが浮かんできたり声に出してしまったりしているとは思うのですが、その瞬間にも、自分と自分以外の誰かとの関係性に大きな影響を与えてしまっているのです。

つまり、無意識であろうとなんだろうと自分自身の考え方や言動がコミュニケーションに影響を与えてしまっているのです。

自分自身が『エナジーヴァンパイア』になってしまっていたら、自分も他人にも決して幸せにはなれないのです。

しかし、ここで私たちが自分の発する影響力を自覚し、軌道修正を意識すれば今後の人間関係は大きくプラスの方向にシフトしていくということでもあります。
「コミュニケーションは大事ですよ!」という言葉はよく耳にします。
しかし、それがなんなのかを具体的かつ真剣に考えるきっかけってあまりないように思います。
そこで、今回はコミュニケーションについて重要だと思うことをいくつかピックアップして一緒に考えて行こうと思います。

 

万人ウケするコミュニケーション方法?

コミュニケーションは誰と関わるかで方法が変わってきます。
「みんなに平等に同じように接するのが良いんだよ」という考え方もあります。
しかし、それを真に受けて実行してしまうと、とんでもないことになってしまいます。
人間にはひとりひとり個性や人格があるからです。
規定通りのプログラム通り事務的に受け答えしているわけではないのです。

これは決して差別や偏見を助長しているのではありません。
思い遣りの心を持つというのは絶対条件です。
ただし細かいことは状況に応じてその都度最善のコミュニケーションを考える必要があるということを肝に銘じて下さい。

 

関わる相手を選ぶ

関わる相手は極力選んで下さい。
「そんなの無理ですよ!」と開口一番否定する人もいると思います。
しかし人は選び、選ばれて関係性が作られているということも決して忘れないで下さい。

自分の接し方一つで最低限の距離間はコントロールできます。
ハラスメント的なコミュニケーション関係を強要された場合は、もはや信頼関係はそこには存在しません。

基本は色眼鏡で見ない事が大事です。
接遇も大事にして下さい。
ただし本能的に危険を感じるような相手に対して自分から近づく必要はありません。

そして自分が選ぶ側であるということ以外に、自分は選ばれる側であることも覚えておいてください。
場合によっては嫌われたり避けられたりすることもあると思います。
仲良くなる方法を模索することも大事ですが、自分の嫌がることをしてこない限りは安易に敵視せず「そんなこともあるよね……」程度に解釈した方が無難です。
何故なら相性はお互い様だからです。
戦いは最悪の場合のみに留めて下さい。