ハリウッド映画が大好きなあなたの人生は? 好きなアニメや映画でわかる、あなたの思考グセ

「いつも気分良く過ごしましょう」「ポジティブにとらえましょう」と成功法則では言いますが……。 いつもポジティブなのに、仕事でトラブル続きだという人は、深層意識がトラブル好きなのかもしれません。

自分のことは5%しかわからない

私たちが自覚できるのは表層意識(顕在意識)の5%であり、あとの95%は深層意識(潜在意識)なので無自覚です。

つまり、自分のことはほとんどわからないということです。
人一倍健康に気を配っている人がしょっちゅう病気になったり、結婚して落ち着きたいと思っているのに、なぜか付き合う人は妻子持ち……なんてことが起きるのは、どうやら深層意識にタネがあるようです。

現実は私たちの思考(意識)が映し出されたものなので、深層意識に何があるかは、現実を見て分析すればわかります。
しかし、すべての人がその分析の方法を知っているわけではないので、今日は私、ゆか@自己宙女子が「自分の思考グセがわかる簡単な方法」をお伝えします。

 

子どもの頃、好んで見ていたアニメは何ですか?

深層意識(潜在意識)には子どもの頃の思考がたまっています。
思考がたまると、それは「型」になります。
思考パターンというものですね。
その思考パターンがポジティブなのかネガティブなのかは、子どもの頃に好きだったアニメや物語でわかります。

先日お会いしたクライアントに、子どもの頃好きだったアニメは何だったかをきいてみると……。
「アルプスの少女ハイジ!」「愛少女ポリアンナ!」と答えておられました。
その他に挙げられた物語もすべて「やさしいことが愛」という物語なのです。
物語には決まって病気の人が出てきます。
病気の人を支えたり励ましたり、ともに泣き笑うのです。
主人公の少女を見ていると、自分が手を差し伸べたい! と思うらしいです。

 

愛の定義は人生を左右する。

そんなこの方のお悩みは、子どもさんが 怠惰型の不登校 とのことです。
思考パターンが  愛=優しくすること になっているのです。

これは美しいようで、とても危険です。
愛の定義は人生に問題をつくります。
「愛することは優しくすること」という定義を採用しているから、子どもさんが
「学校行くのは面倒くさい」「勉強なんて面倒くさい」「部屋の片づけなんて面倒くさい」
「全部お母さんがやってよ」と言って学校に行こうとせず、一日中家でゲームをしているのでした。
そしてこの方は子どもさんを強く叱ることができません。
この型の定義が「愛=優しいこと」なので、子どもを強く叱ると愛の無い人になりますから、ちょっとお説教をしただけで罪悪感に苛まれるのです。

子どもが成長する時にはストレスがかかるものです。
ストレスを悪いものとして回避させていたら
どんな大人になるのでしょう? 将来困るのは子どもですよね。
イチゴだって寒い冬を乗り越えるから
甘く熟すのです。
愛の定義を変えましょう! 愛とは「相手の成長を促すこと」なのです。

愛の定義を変えたこのクライアントは、子どもさんが保健室登校を始めただけでなく、大嫌いだった自分の職場の上司と良い関係になるという嬉しいオマケもついてきました。
「愛とは相手の成長を促すこと」という定義に変えたら、上司のイヤミったらしいお説教が「ありがたいアドバイスをいただいた」と受け取れるようになったそうです。

 

あなたの好きなアニメや映画は?

あなたの子どもの頃に好きだったアニメは何ですか? 一例を挙げると……

◆キャプテン翼→ここぞ! というときにケガや病気ばかりする。
◆ひみつのアッコちゃん→望みが叶わなかったとき、自分で何とかしようとせず魔法に頼る
◆ドラえもん→つらいこと、嫌なことがあったとき、偶然の運や誰かの援助を期待する。

というふうになっていませんか?
このアニメが好きだということがダメなのではありません。
アニメを見ているときにフォーカスしている思考が上記のようになっていることが問題なのです。

アニメだけでなく、映画や小説の好みでも思考パターンがわかります。
昔からずっとハリウッド映画が大好き♡ というあなたは、うまくいった! と思ったら新たな敵が現れ、生き返った! と思ったら味方に足を引っ張られる……なんてことが仕事面や恋愛面で起こっていませんか?

そんなあなたはそういう人生を楽しんでいるのです。
ドキドキハラハラが大好きってことですね。若いうちはいいですが、そろそろ落ち着きたいなら、人生のパターンを変えるときかもしれません。

ゆか@自己宙女子HP
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