令和6年6月メッセージ — 未来への不安と絶望に打ち震える私たちは、“雨の向こう側”に待つ運命の出逢いに希望の一歩を踏み出す

6月

一段と厳しい経済不況、激動の政局と混迷極まる渦中で — 一白水星6月は、誰もが“引力”に導かれ必要な存在とご縁を結ぶ時

6月を迎えました。気温も一気に上がり、既に夏の到来を感じておられる方も多いのではないでしょうか。これからやってくる夏には海やレジャーを楽しみたいところですが、経済状況は相変わらず厳しい状況が続いています。今月は大手電力10社が政府の補助金終了により一斉に電気代の値上げを決め、食品もポテトチップス、チョコレート、即席カップめん、海苔などが軒並み値上がりするなど、庶民の生活が一層苦しくなることが危惧されています。

その一方で、今月より定額減税が実施されることで給料の手取りが増え、経済活性を期待する声も出ていますが、所得税と住民税併せて僅か4万円と、物価高による生活苦に喘ぐ人々にとっては、焼け石に水といった状況という指摘も出ています。このような暗い世相を反映してか、犯罪のニュースも後を絶ちませんが、希望が見えず大きな混迷の渦中にあっても、日々を真摯に、道を踏み外すことなく生き抜きたいものです。

芒種を迎える6月5日、月運が二黒土星から一白水星に移ります。一白には“交合、色情、親愛、引力、慈愛”といった象意があります。また“貧困、苦悩、孤独”といった、“闇”の面も強調されます。“水”の星ですので、今月は皆が水のように多くの人から必要とされ、多くの新しい恋愛や共同事業がスタートする暗示です。月の前半は水星の逆行も重なるので、紆余曲折を経た男女が再会して復縁したり、一気に恋の炎が燃え上がるケースが増えそうです。一方で、苦労を暗示する星でもあるので、一段と厳しい経済状況による、生活苦との戦いを強いられる方も増えるかもしれません。

また今月は“水”の影響から、自然災害の面では“水害”には特に注意したいところです。台風や豪雨、津波による災害には細心の注意が必要です。いつ何時天災が起こっても対処できるよう、枕元にリュックと靴を備え、すぐ避難できる態勢を整えておきましょう。

6月の月運の干支は、“庚午(かのえうま)”。庚は“改まる”の意味です。今月は、先月とは空気がガラッと変わり、それまでの慣習や長く継続していた“癖”を止め、生活面で新たなフェーズに入る月となるでしょう。庚は、大きな刀、武具という意味もあります。“午”は、季節でいえば真夏を意味します。火に炙られる真剣は、いったん鞘から抜けば、その切れ味鋭い刃で勝負に出ます。“こうだ!”と決めたら、ためらわず行動に移すことで、成果を挙げることができるでしょう。

二十八宿は“牛宿”。今月は、何事も天の助けで上手くことが運び、喜び事に恵まれる暗示です。急な判断が迫られることにも的確に対応でき、ダメージを受けることはないでしょう。目標をめがけて突進することで良い結果を生じる運気なので、受け身ではなく自ら積極的に行動しましょう。過労や苛立ち、争いごとは運を下げるので注意です。

重要な契約や勝負事に関しては、大安の2日、6日、12日、18日、24日、30日、一粒万倍日の10日、11日、22日、23日に設定すると良いでしょう。デートや告白、プロポーズを考えている方も、上記の日を選びましょう。なお、今月の暗剣殺は北となります。ただ13日までは天一天上ですので、月の初めは方位に障りはありません。

“風の時代”の本格化による社会と個人の動揺の中で — 双子座の季節は、この世の魂たちに“調和”と“再会を分かち合う喜び”を教える

西洋占星術の観点で言えば、先月の26日に幸運と拡大の星・木星が、牡牛座から双子座に移動しました(~2025.6.10)。今後一年間は、コミュニケーション、移動・交通にスポットライトが当たります。“風”のエネルギーが強まるので、SNSを通して知り合った遠方の人と繋がったり、実際に会いに出掛けることで恋愛がスタートするなど、ネットを通した人的交流が活発になるでしょう。 “双子”の、ツインソウル(双魂)クラスの強いご縁の存在との邂逅、再会がこの期間に用意されていそうです。

3日には水星が双子座入り、そして双子座の木星と水瓶座の冥王星がトライン。社会全体を包んでいた緊張感が不思議と解れ、国民が喜び、感動するようなニュースが駆け巡ったり、上下下達ではなく、フラットに協力し合ってピンチを切り抜けようという動きが、色んな場面で出てくるかもしれません。個人では、自分の長所や得意分野を活かして、ボランティア活動に取り組む人も増えるでしょう。

6日21時37分には、双子座で新月が起こります。この新月は、フットワークを軽く、また過去に関心のあった勉強をし直すことで、新たな発見がある時です。過去世でもご縁を結んだ強い絆の魂との、ご縁の結び直しの時でもあります。17日には、水星と金星が共に蟹座に。7月初頭まで、気の置けない仲間、旧友とのご縁が深まりそうです。その中に、新たな恋人や真実の赤い糸が含まれている可能性もあるでしょう。掛け値なしの優しさに、甘えてみても良いかもしれません。

21日の夏至を経て、22日10時7分には、山羊座で満月を迎えます(ストロベリームーン)。この時期は、これまで情熱を持って取り組んできたプロジェクトや仕事面で、何か新しい展開があるかもしれません。社会的には、これまでの常識とされていた社会的体面や慣習、権威が、その影響力を更に減退させていくフェーズに入ります。個人を取り巻く人間関係もクリーンアップされ、新たな人生の基盤が築かれてゆくでしょう。この時期に新たに出逢う異性を大切にすると、道が開けるかもしれません。

そして30日には、魚座の土星が逆行を開始(~11/15)します。仕事や恋愛などで、なんらかの“制限”や“試練”を感じることがあるかもしれません。大幅な計画の見直しを迫られる場面もあるでしょう。人間として、ここはもう一段二段、大きくなるための“修業”と心得て、信頼する仲間の支えを得ながら、乗り切ってゆきましょう。

今年も、梅雨の季節がやってきました。今月は、歌人・俵万智(1962~)さんの作品から、初夏の一首を引きましょう。

思い切り

愛されたくて 駆けてゆく

六月、サンダル、あじさいの花

豊かな雨が夏の到来を告げる6月、サンダルを履いた女性が駆けて向かった先にいるのは、燃え上がるような恋愛をしている、お相手の男性の姿でしょうか。この時期の天体の動きは、心から信頼し合い、助け合うことのできる、過去世から強い絆で結ばれた存在とのめぐり逢いを予告し、応援してくれています。

社会情勢や経済面では、変わらず厳しい状況が続く気配ですが、せめて自分の周囲だけでも、穏やかな空気が流れる環境でありたいものです。『TRINITY』読者の皆様におかれては、降りしきる雨の向こうに、人生に架かる虹を見つけることができる6月となりますよう、祈念しております。






(了)

 

 

《八田靖彦(はったやすひこ) さんの記事一覧はコチラ》