人が亡くなったら肉体は滅び、霊となります。一般に霊は霊界に上がりますが、自分が亡くなったことを理解していないなどで霊界に上がれずこの世を彷徨う者もいます。これが一般的な浮遊霊です。霊界に入らない霊には怨霊もいて、自分が受けた仕打ちに怨みを持ってこの世に留り、怨む相手を不幸にします。歴史的には平安時代の菅原道真や平将門、崇徳天皇など政争や争乱にまつわる祟りの伝承が有名です。
これらは昔の話と思うかもしれませんが、霊障相談を受けていると現代においても怨霊が災いして幸せになれないケースに遭遇します。
怨霊に祟られると人生台無しになります。自分で人生を切り開こうと努力しても悉く邪魔されてしまいます。転職し、他へ行っても、やることやすることを変えても、同じく邪魔され運気が好転しません。多くの方は自分の努力が足りなかったからだと思いがちですが、怨霊に祟られたら自分の努力ではどうしようも無いのです。努力しても努力しても報われません。
怨霊に祟られているにも拘らずその事を自覚し難いのには理由があります。
一つは過去生での自分が犯した過ち、例えば人を殺めたり酷いことを相手にして怨まれますが、過去生の自分がしたことなので今世の自分は身に覚えがありません。なので自分が怨まれているとは思いも付かないのです。
もう一つは先祖が犯した過ちにより怨まれる場合です。こちらも今の自分には身に覚えがありません。このように今の自分には身に覚えがないから怨霊に祟られていても自覚し難いのです。
もしかしたら怨霊に祟られているか? まで思いを寄せることが難しいので、怨霊憑依の知識を持っていることが必要になります。もし当てはまるなら、霊能者など専門家に判定して貰う必要があります。ただ、怨霊をきちんと判定できる霊能者はそれほど多くないので、相談する時は怨霊憑依の可能性はないですか? と問うことをお勧めします。
対策の基本は怨霊の気持ちを汲んで供養することです。
歴史的にも菅原道真のために天満宮を建てて弔い、霊を供養したように多くの怨霊は供養され浄化されて来ました。私、橋本が勧めている方法は、過去生からの怨霊に現在の自分が過去生での加害者とは違う人物だということに気づいてもらい、さらにその怨霊を心から供養し、鎮魂することです。
先祖に怨霊が憑いて子孫まで祟られている場合は先祖の過ちをお詫びしながら、お手伝いしてくださる神仏とともに供養することです。これを地道に行うことで怨霊は供養されて霊界へ行きます。怨霊が取れたらどん底生活から抜け出せて楽しい人生を送る事ができるようになります。
より詳しく学びたい方へ
下記の講座では、怨霊憑依がどのようなもので、どう診断しているか? どのように供養するのかをお伝えするとともに、怨霊が取れてどん底生活から楽しい人生を送る事ができるようになった症例をお話します。
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