コンピューターやテクノロジーの世界は日々進歩していて
近い将来AIをはじめとするロボットが、
今人間がやっている仕事の大部分を肩代わりするのではないか
と言われていますね。
おそらくそうなるでしょうし、
そうなると自分の仕事が無くなっちゃうのではないかという
不安を持っていらっしゃる方もいらっしゃるでしょうが
それはスピリチュアル的な側面からみたら
喜ばしいことでもあります。
私たちは「食べるための仕事」をするために
生まれてきたのではないから。
私たちがこの世界に生まれてくるのは
霊性(スピリチュアリティ)を進化させるため。
だけれども現状では
多くの人が「食べるための仕事」に相当程度の時間や労力を割かなくてはならない
という状況にあり
なかなか自らの霊性を進化させるという大切な課題に
取り組めずにいるのではないでしょうか。
そして気づくと、人生が終わってしまう。
進化した世界では「衣食住にお金がかかる」(だからそのために働かなくてはならない)
ということはなく、そういうものは保証された上で、それぞれが自分の霊性に取り組む。
働くのは
自分の才能を分かち合って、人を助けたり、コミュニティや世界に貢献するため。
月曜日の朝に、鬱々とした気分で仕事に行くなんてことはなく、
自分の仕事は愛と喜びの中で行われる。
そして自分の霊性が磨かれていく。
そういう風に考えたら、全体として望ましい方向に向かっていると言えると思います。
自分の霊性を探求するという本来の目的に戻る方向に。
かつてコンピューターが普及し始めた時に、宇宙的に人類に期待されたことは
「コンピューターで様々なことの処理スピードが上がり、人類には時間が出来るはず」
→だからその空いた時間を霊性に取り組むことに当てられるはず、
ということでしたが
人類は見事に失敗し、そのコンピューターの中で多くの無為な時間を過ごすように
なってしまいました。
余談ですが、インターネットはアカシックレコードみたいなものだし
PCやスマホを通して、何億と言う人類が繋がっているのは
テレパシーを形にした感じに近いですよね。
地球上のインターネットに落ちている情報は
「この次元の過去のものだけ」という制限付きですが。
(別の次元とか未来の情報というのはそこでは拾えない)
話を戻して、この移行期に課題になるのは
「では人間とは何なのか?」ということだと思います。
ロボットや機械にはできなくて、人間にしかできないこと、人間にしかないものは何?
話が巡るようですが、私は結局人間力だと思います。
愛、思いやり、優しさ、暖かさ、共感力、包容力、コミュニケーション力……
特に女性が得意な分野ですね。
そういうのは多分AIやロボットにはない。
だからこのような人間力を必要とする仕事は今後も残っていくでしょうし
人間力が高い人の周りには人が集まると思うのです。
何かが「できる」ことが価値だった時代は終わりました。
人間が「できる」ことの大半はAIやロボットができるようになるからです。
私たちに求められるのは人間力。
つまり「在り方」であり、本来の人間らしい生き方。
DOからBEへの価値変換です。
DOをやりきらないとBEには行けないのですけどね。
人間力を高めましょう。
そもそもスピリチュアルとはそのためのものですから。
スピリチュアルティーチャー美月結でした。
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