あなたの霊能力も開花させます! スピリチュアリスト協会での霊能力開発講座レポ・最終編 

「彼の母方のおばあちゃんが視えてましたよ。まさにあなたが言ったとおりのことがね。もう自分の能力を信じてもいい時期なんじゃない?」とまたウィンクしてくれました。

「おばあちゃんの手料理が一番!」

この彼との会話の間にも私の頭ではおばあちゃんの映像が流れ続けています。そしてそのお菓子をおばあちゃんがせっせと彼の口元に運んでいるのです。「どうもおばあちゃんは今でもあなたにそれを食べさせたいと思っているようです。今もあなたの口の前までもってきてくれていますよ」と伝えると彼はにっこりと微笑みました。

「ほかに何か彼へのメッセージがありますか?」と私が聞くと、おばあちゃんは今度は小さな魚を見せてくれました。イワシでしょうか? その魚を長方形のオーブン皿に敷き詰めていく姿を見せてくれるのです。そしてそれをまた彼の前に差し出します。

私は「魚はお好きですか?」と彼に聞きました。
「おばあちゃんがオーブン皿に敷き詰めたイワシを私に見せてくれています」と伝えると彼は再度驚きました。

聞けばアルジェリアにいた時は魚を毎日食べていたそうですが、ロンドンへ引っ越してきて以来新鮮な魚がないのでまったく口にしていなかったそうです。ですが今朝SAGBに来る前にそろそろ魚が食べたいな、と思っていたところだったそうです。そういう間もおばあちゃんはせっせとその魚を彼の口に運んでいます。

 

「イメージからメッセージを読み取る」

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しかし私の頭は混乱しっぱなしです。無声映画のようにただただ映像だけが流れていくのみで、実際におばあちゃんが何を伝えたいのかがはっきりとできないのです。
するとテリーさんがやって来て、彼に向って「これはおばあちゃんがあなたの健康を気遣っているってことね。なにか最近疲れがひどくない? 栄養が偏っているっておばあちゃんからのメッセージよ」と口添えしてくれました。私には読み取れない、聞き取れないおばあちゃんからのメッセージを付け加えてくれたのです。
そして私の肩に優しく手を置いて、「よくできたわ。これでも自分の能力を信じられない? さっきのあなたの質問への答えはこれよ。自分を信じなさい」と言いウィンクしてくれたのです。
こうして集中・緊張しっぱなしの一日は終わりました。ワークショップの後に私はテリーさんにお礼を言い、身分を明かしてぜひともインタビューをさせてほしいとお願いすると彼女は快諾してくれました。
そして帰る間際に私は聞きたかったことを彼女に聞きました。「私が「霊視」をしているとき、テリーさんには何が視えましたか?」と。テリーさんは笑顔でこう言いました。「彼の母方のおばあちゃんが視えてましたよ。まさにあなたが言ったとおりのことがね。もう自分の能力を信じてもいい時期なんじゃない?」とまたウィンクしてくれました。

 

「霊能力が開花する時期がある」

私は昨年末に38歳になりました。この「38」という年齢は私が20歳のころからずっと気にかけていた年齢だったのです。イギリスへ来てから数年後に日本人の霊能力者と出会い、彼に人生で初めての霊視をしてもらいました。のちにこの方は私の初めてのお師匠さんになって下さるのですが、彼に言われたのは「あなたは38歳になったらば霊能力が開花する。それまでにいろいろと勉強しておいてね」と。

そしてそれから数年後にSAGBで初めてA氏に霊視を受けた際も「38歳になったら視え始めるから修行するとよいよ」と言われていたからです。

こうして予言通り(?)に38歳になったばかりの私は生まれて初めて霊視を実体験することができました。今までは霊が視えるとは実際に生きている人たちが視えるように自分の目で見ることだと考えていました。しかし実際はそういう能力もあれば、自分の脳内にビジョンとして「映写」されることもあるんだそう。

霊能力は99%の人が生まれながらに持っていると聞きます。ただそれを必要としない(信じない)人は封印を自分でしているだけとのことです。しかし動物はそれを毎日使ってサバイバルしているといいます。

2004年のスマトラ津波では多くの方々が亡くなりました。しかしインドネシアの野生公園では一匹も動物の死骸は見つからなかったそうです。彼らは事前に津波が来ることを「察知」して無事に逃げることが出来たのでしょう。私たち人間もこういった能力を開花できればより良い人生を送れるのでしょうか? 別世界と交信する必要があるのでしょうか?

テリーさん始め「きちんとした」霊能者はこう言います、「霊能力なんてちっとも特別なことではないし、それがあるから偉いわけでも何でもない。ただそういった能力を使うように上から指示をもらった人がしなければならないお勤めなの。悲しむ人たちへメッセージを届け、亡き人も遺族も癒されるようにすること、それが真のミディアムの存在意義なのよ」と。

果たして私にもこのお勤めが与えられたのでしょうか? まだまだひよっこの私にはわかりません。しかしこうして少しだけ自分の能力に実感を持てた私は続けてみようと思いました。来月はテリーさんの「遠隔透視」クラスへ行きます。もう楽しみで仕方ありません。そのレポはおいおいさせてもらいます。

 

スピリチュアリスト協会での霊能力開発講座レポ・前編
https://www.el-aura.com/geleganza5/

スピリチュアリスト協会での霊能力開発講座レポ・中編
https://www.el-aura.com/geleganza6/

《ジュージー・エレガンザ さんの記事一覧はこちら》
https://www.el-aura.com/writer/giusy-eleganza/?c=95335