短時間の瞑想でも、こんなに効果あり!~続かない人への、プチ瞑想のすすめ~

職業柄、周りに瞑想をしている人が多く、その効果も聞いていたため、私自身も昨年末から瞑想を開始しました。

……と言ってもまだ初心者で、長く続けることが難しいため、一回5分間と決めています。
そのため挫折することなく、ほぼ毎日行なうことができています。

最近になって、ようやく瞑想のプロの方から、少しだけコツを教えていただきました。
しかし、それ以外はネットで少しやり方を調べた程度で、あくまでも自己流を続けています。

 

脳を休めることで、精神に余裕を持たせる

瞑想の絶対的なポイントは、「呼吸にだけ意識を集中し、雑念を払うこと」であるといえるでしょう。

人間は、普段から頭の中をさまざまな思考と感情でいっぱいにしていて、脳がフル稼働しています。
そのため幸福感を味わったり、良いヒラメキを得たりするような余裕がありません。

瞑想で頭の中を無に近い状態にすることで、脳が休まり、精神状態を良い方向へ導くことができると考えられるのです。

 

瞑想中は、宇宙を漂う様子をイメージする

私のやり方としては、瞑想を始めたらすぐに、高次元に意識を合わせます。
高次元は宇宙の方向、すなわち高い上の方に存在します。
ですから瞑想中は、常に意識を自分の頭よりも上の方、特に斜め前に向けています。

ときには、少し前に参拝した神社がある山の景色が、光り輝いて浮かぶこともあります。
その場合は、その光の波動に自分の意識を合わせるのです。
そうではない場合は、宇宙の様子をイメージします。
広い宇宙空間の暗闇の中に、星々が漂っているイメージです。

瞑想

宇宙空間は愛で満ちている……といわれます。
それを踏まえて、瞑想中は自分の魂が宇宙を漂い、ただひたすら愛を感じ取っている状態をイメージします。
自分自身が何者でもない、肉体すら持っていない、「ただ、ある」という状態です。
その穏やかで深い幸福感を味わえると、瞑想は成功です。

自分が死んで肉体を失い、さらに長い時間が経過したら、このようにただ宇宙を漂い幸福を感じるだけの存在になるのだ……と実感できるのです。
そうすると、死ぬことすらも恐くなくなります。

 

魂の寿命は長くても、いつか終わりが来る

1年ほど前、私の守護神に、「人間の魂は、どれだけ長く存在し続けられるのか」と尋ねたことがあります。
その答えは、約8千年でした。


たとえ神様であっても未来永劫に存在し続けられるのではなく、長くて約1万年程度で消滅する……というお話でした。
非常に長いといえば長いですが……魂は永遠ではなく、いつかは消滅するということです。

それを虚しいと感じるのかどうかは、人それぞれでしょう。
私自身は、いつか消滅することに安心感を覚えると同時に、魂の愛おしさを感じます。

今現在、苦しいことや辛いことがあっても、そして楽しく幸せなことがあっても、そうした記憶すらもいつかは完全に消えてしまう。
ですから、今ある物事に強く執着する必要はないのです。

瞑想

極論をいえば、「すべては夢である」といってもいいかもしれません。
瞑想を通して魂が宇宙を漂うことをイメージすることで、それを強く実感できるようになりました。

 

5分間の瞑想でも、意識改革を起こせる

そうしたことから、悩む時間や考え込む時間が減りました。
嫌なことがあってもいつまでもこだわらず、すぐに忘れてしまいます。
もともと短気でイライラしたり、ムッとしたりすることも多かったのですが、そうした時間もかなり減らすことができました。
だってすべては夢なのですから、悪い出来事にこだわらず、できるだけ楽しんだ方がいいじゃないですか!

1日たった5分間の瞑想で、これだけ大きな意識改革が行われたのは、驚きでした。
まだ瞑想をしたことがない方や、長時間続けることが難しい方も、ぜひ短時間のプチ瞑想をされることをお勧めします。

 

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