1回の治療で多くの症状を回復させる「1回完結型治療」を提供するだけでなく、その効能の高さから多くの人が口コミで訪れるという「東洋医学総合治療院」。
今回は、そんな知る人ぞ知る治療院の秘密について、院長の吉田優子さんにいろいろとお話をうかがってきました。
【重要なポイントは誠意をもって患者様に対応する】
——まずは、東洋医学総合治療院の理念を教えていただけますか?
豊富な知識と高度な治療技術を生かし、誠意をもって患者様に対応することはもちろん、
心も満たされる治療院であることです。
—— 「心も満たされる治療院」というのが大きなポイントですね。
そうです。治療技術があれば患者様の身体を治すことはできます。しかし、現代社会において多くの人たちはストレスを抱えています。体を治すと同時に心も満たすことができれば、精神的に落ち着いた状態となり、体の免疫機能が向上し病気の予防や再発防止に効果があります。
【全体をみていないと正しい治療は行えない】
——なるほど。確かに身体だけでなく、心も大切ですね。しかし、それを可能にするには患者さんの身体や心の状態を把握する必要がありますね。
その通りです。
治療院ですので患者様は何かしら身体に異常を感じられて来院されます。
そのときに効果的な治療をするためには、
総合的にいろいろな角度から原因を追究することが重要です。
例えば、腰が痛いと言って来院された患者様がいたとしても、
必ずしも腰を治療すれば良いというわけではありません。
腰の関節か筋肉かによっても対処は違いますし、膝をかばう為に姿勢が悪くなっているのが原因かも知れません。ストレスもそのような原因の一つです。
—— 「心も満たされる治療院」ということを目指すには、特別な気持ちで患者さんと向き合うということでしょうか?
実のところ、あまり特別な気持ちというわけではありません。
目の前にいる患者様を何とか楽にしてあげたい思いながら治療をしていると、自分の家族を想うような不思議な気持ちになります。誰でも自分の家族が病気になったら、心配して早く治って欲しいと思いますよね。そのような気持ちです。
【不具合を感じていなかった場所が症状の原因だった】
——家族を想うような気持ちで治療を受けらえるというのは患者さんも安心ですね。「総合的にいろいろな角度から原因を追究する」とはどのようなことをするのですか?
はい。「ヒアリング、触診、テスト」という流れで原因を調べていきます。私はヒアリングでは、患者様の日常生活に関しての情報をできるだけリラックスした状態でお聞きするようにしています。この流れはどの治療院でも行っていますが、技術や経験の差が大きくでます。原因不明の痛みで来られる患者様も多いですが、この方法で原因を見つけて治療しています。
最近このようなケースがありました。50代の男性で医師の方だったのですが、肩腰背中膝が痛いので、クリニックで検査をしたところどこにも異常がなく、マッサージや鍼灸治療をしても痛みが治まらない。そんな状況で当院のWEBページをみて、「1回で結果を残す」という文言にひかれて来院されました。
実際に調べたところ、ご本人が「苦痛を訴えている個所には原因は見当たらなかった」のですが、唯一、肥大していた足の親指が気になったので、「逆引き検査法」という手法で調べたところ、「親指の状態が身体の異常を引き起こしている」ことが判明しました。
そこで、親指を治療し、自宅での予防方法、また他の治療院でどのようにリクエストすると的確な治療を受けられるのかを指導して終了しました。この段階である程度症状が緩和され「確かに変わったねぇ」と笑顔でおっしゃっていただきました。
——患者さんが自覚していない部分に原因があったというのは興味深いですね。このような技術というのはどのように習得されたのですか?
自分の感覚で手探りで、多くの人から学ばせていただきました。
多くの患者様に多くの経験を積ませていただき、多くの先生方にご指導いただき、
多くの仲間やスタッフの支えがあってできたものです。
全ての人に感謝です。
——なるほど、ありがとうございます。