デューク更家「お金持ちになれたのは龍のおかげ」 Part1. カラダの器が整っていて、お金の中に感情は入れないのがコツ

日本人で一人だけのモナコヨットクラブの会員。背筋が伸びていて、圧倒的オーラがありつつもフランクなデュークさんの「龍とお金持ち」の関係とは?

デ:おかあちゃんは立派な着物いっぱい持ってて、保護者参観になると、いっつも着物を着よる。

穴:綺麗な恰好して。

デ:まさか、そんな汚いトタン屋根の家に住んでるなんて周りの人は思わなかったと思う。

穴:お母さまはお嬢様として育ってらっしゃって、でも恋愛して嫁いだ先が凄い貧乏だったんですね。貧乏に関して愚痴はおっしゃったんですか?

デ:「親父は最低」って言っていましたよ。親父は酒を飲まなかったから、僕はおかあちゃんから「男は酒を飲めないとあかん」って言われて育ちました。

穴:子ども時代のネガティブな刷り込みってありますか?

デ:それはお金だけです。お金以外は、「男は祭りぞ」って育ったから。

穴:それでもお金持ちになれたのですか? 子ども時代にお金に対する欠乏があると、内側に入りこんでしまうと思うので、「大金持ちになる」とは考えられないものだと思います。それでも、すごいお金持ちになってしまわれたのですね!

デ:いや、そんなことはないと思うけど。その時には友達もいなかったけど、横に龍ちゃんがおったわけよ。それで龍の絵を描いたりしていた。子どもの頃から龍の絵がスーッと描けるのよ。お寺では、お坊さんが般若心経を唱えているのを隣で掃除して聞いて覚えてしまいました。
学校では、先生の顔をじーっと見ていたら「この先生はここをテストに出すな」とわかりました。

穴:えっ、そうなんですか!?

デ:クラスで5番以内から一度も落ちたことがない。

穴:勉強しなくても?

デ:ある程度勉強していたからです。学校に真面目に行っていたから「ここをテストに出してくるな」とわかりました。

 

「お金は最高」の中に感情は入れないこと
セクシーなまでにただ欲しがること

穴:「お金が欲しい」という人は結構いると思うんです。欠乏を意識してしまっている方が多いと思います。一瞬にして、シュッとシフトする能力をお持ちのような感じがするんですが。

デ:多額の借金もしたし、サラ金に追われるし、困ったこともいっぱいあったよ。でも、そんなことはあんまり気にしない。

穴:気にしない?

デ:僕の中では、お金は最高。お金イコール最高。世の中で最高のものはお金。

穴、他:へぇ~

デ:お金は最高! その「最高」の中に感情は入れない。この最高で「何が買える」とか感情はいれない。だから、こんなになったの。

編:はぁ~。それが、いまひとつわからないですけど、なんか「引き寄せの法則」とかだと、「お金で、このフェラーリの何色の何が買いたい」とかものすごく詳細にイメージを描くとか、その時に感じる感情を前もって抱くとか、そういう教えが一杯あるんですけど。

デ:あ~あるね。でも、そうじゃない。

編:そうじゃない?

デ:コツは、お金というものをみだらに欲しがる。みだらにセクシーに「お金―」って欲しがる。

穴:欲しがる!

デ:「最高!」と欲しがるわけだから、それで「フェラーリ買いたい」とかいう気持ちはない。

穴:欲しがって、ずっと欲しがって、何も浮かんでこない?

デ:何も浮かんでこない。あ、アイデアや仕事のことは浮かんでくるよ。でも、今日の答えと明日の答えは違うかもしれない。こんなぼくだから家族や周囲の人は大変だけど。
でも、小さい時から人に喜ばれることは大好きだったからな。それがやっぱり、仕事に結びついたことですね。

うーん、それとやっぱり、友達がいなかったから、絵を描いたり。小さい時から今も変わらずに、いろんなものが聞こえてくるから、ずっと鼻歌を歌っていたりします。
空を見たら、また龍が見えてて龍に話しかけたりしていた。そしたら、なんか辛くなって、龍の絵を描いているほうが楽しかったりしました。

そうやって育ったんで、それで「お金」ってしか観念なかったの。それで、何を買うとか、何が欲しいとかはなかった。

商売を失敗したから4千万の借金を抱えて、まあ、とりあえずそれを返そうと思った。だから朝は中央市場へいって働き、昼はデザイン事務所で夜は炉端の居酒屋。そうやって働いて借金を返した。

商売に成功して、そして失敗して……。お金が集まって有頂天になった時に、龍ちゃんのことを忘れてしまったから、どん底までいってしまったんです。
それで借金を返し続けて、どん底から上がっていって、もう1回、明るい兆しが見えた時に、夢で龍を見たんですよ。ある朝、白龍と金龍と黒龍が夢の中でボンッと出てきたわけ。そこではっと「待てよ?」と龍のことを思い出して、そこから、龍を信仰するようになったら、商売がブワーっとうまいこといくようになりました。
出てき方は普通の出方じゃなくて、ブワーッとでてきて、体に巻き付いたりする。そして僕に話しかけてくる。

編:今も毎日のように?

デ:今はもう、夢にあんまり出てきません。でも、ピンチの時とか辛い時に出てきます。
ただやっぱり、龍を感じていたいので、「龍の神社がある」「ここにいい龍が棲んでいる」「龍の井戸がある」と聞いたらそこに駆けつけますよ。

お金持ちになれた理由というのは、龍がお金を運んできた訳ではなくて、結局自分で作ってきたの。その時のアイデアとか、その時の自分の動き方っていうのは、やっぱり龍ちゃんのおかげでした。すごいスピードで動いたりとか、パッと思いたったらスッとその場で仕事ができたりとか。借金を返してから余計に龍のことが恋しくなったりして。龍に助けられて、龍とともに生きてる。いまだにずーっとそんな感覚です。

 

引き寄せの法則と一線を画す、デューク更家さんのストーリー。
熱を帯びていることが、成功への条件と話は続く。

 

デューク更家さん「お金持ちになれたのは龍のおかげ」 全3回の記事はコチラから。
Part.2
https://www.el-aura.com/duke20181227/
Part.3
https://www.el-aura.com/duke20181229/

 

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◇書籍タイトル お金持ちになれたのは龍のおかげ
◇著者 デューク更家
◇出版社 宝島社

Interview:穴口恵子(株式会社ダイナビジョン代表取締役・スピリアル提唱者・トップブロガー)
TRINITY編集部
Text:TRINITY編集部
Photograph:中村圭介
Thanks:みくまゆたん