毎日、歴史を作っている私たち〜白山大地の毎日がスピリチュアル 第七回

白山大地

自分の立ち位置を知りましょう

広大で、穏やかに思える太平洋でも、小舟で漕ぎ出せば、もしかしたらアメリカ大陸に着いてしまうのかもしれません。
海には大きな流れ(海流)があるからです。

私たちの人生も同じで、精一杯、櫂を漕いでいても、この大きな流れには逆らえないかもしれないのです。
ですから、今世の中は、どういう方向に進んでいるのかを知ることはとても大事なことでしょう。

前回でも触れましたように、今、日本は、崩壊の方向に進んでいます。
その象徴が、沖縄の辺野古の埋め立てでした。

安倍首相は、日本のためによかれと思ってやっているのだと思いますが、実際に行われていることは、国土や経済や「円」の破壊への導きです。

それから、戦争ができる国にすること。
そして、国民の統制と監視です。

今、中国や韓国では、多くが電子決済だといいます。
レジでスマホをかざすだけで、買い物ができます。
一見、便利になったようですが、いつどこで、誰が何を買ったのかが記録として残されます。

そして、それが銀行口座だけでなく、税務、監視カメラ(防犯カメラ)や衛星カメラと顔認証システム、スマホや車の位置情報、スイカやPASMO、指紋、遺伝子情報などとマイナンバーとが結びつけば、たった一枚のカードで生活できる代わりに、国民一人ひとりの行動のすべてが、出自、お金の流れとともに明らかになるのです。

コンピューターの発達がそれを可能にしました。

まさにプライバシーのすべてが国に把握されるのです。
何者かが、パソコンにあなたの12ケタのマイナンバーを打ち込むと、今何歳で、誰と結婚し、どこに勤めていていくら稼いでいるのか、そして、今どこにいるか、さっき、どこへ電話をしたか、昨日、どこのスーパーで何を買ったか、全てが検索できます。
さらに、毎日の生活パターンを記憶しているコンピューターは明日のあなたの行動を予測するでしょう。

そして、もし、その者が、あなたのカードを止めてしまったら……。
買い物や電車に乗ることはもちろん、生きていくことすら難しくなるでしょう。
ハリウッド映画の世界が、日本にも訪れようとしています。

白山大地

 

新しい国土を建設するのは私たち

古い家が建っているところに、新しい家を造ろうとしたら、一度、家を取り壊して更地にしなければなりません。
安倍内閣は、古い家の取り壊しを行っているのです。
地球もそれを応援して、自然災害が増えているとも考えられます。

私たちも、生まれ変わりしてきた多くの人生の間に溜めてしまった「ケガレ」を一度払わなければなりません。
それが、逆縁だったり、病気だったりするのです。
なかには、一気に清めと学びを行おうと、障害をもつ肉体を選んで誕生する勇気ある魂もあります。
そして、更地になったら、新しい家を造るのは、私たちの役目です。

新しい経済システム、国の在り方、個々の生活、今からそれらを考え、準備していかなければなりません。
私たちが働くと誰が一番得をするのでしょうか?

今、世界の99%の資産をたった1%の人たちが所有しているといわれています。
私たちが毎日、働いていても、少しも暮らしが楽にならないのは、働いた分の見返りが少ないからです。
だれかが巧妙にピンハネしているということです。

世界中の富めるものが少し余剰分を分け与えるだけで、飢えて死ぬ人は一人もいなくなるでしょう。
私たちの暮らしを根本から考え直してみましょう。

白山大地

新しい歴史を創っていくのは私たち一人ひとりです。

 

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