【やり方】
「毎日、赤肉120gをランチ時に食べる。」(期間は二週間)
【効果を高めるポイント】
→人間を助けるための薬として捧げてもらった動物の命に、敬意と感謝をしっかりと払いながら食べること。
興味深いことは、肉を常日頃から習慣的に食べているノンベジタリアンよりも、ベジタリアンの方が実際のところ、体が肉をよりよく栄養に変換し吸収できること。(これは私自身も何度も実感しています)
これは、赤肉を量をわきまえて程ほどにとる場合、体にとって最適であることを示唆しています。
習慣的に量をわきまえずに食べ続ければ、糖尿他のリスクが高まることはすでに科学的に証明されていますが、ごくたまに少量のみを食べるなら、逆にいいということです。
またこれは、これまでも何度か繰り返していますが、肉を薬として使う分にはいいということであって、決まったライフスタイルにするべきではないことも、重要な点です。
◎《肉を食べない場合の解決策》
肉を使わない場合の代わりの対処法として、ドクタージョンは、一日3回、乳清、エンドウ豆、米、または麻のタンパクパウダーシェークを、それぞれの食事時にとることをすすめています。
基本、肉を食べないベジタリアンの場合、日頃から次のような植物由来のタンパク質を多く含む食品を食べるように提案されています。
★植物由来のタンパク質が多く含まれるものの例:
アスパラ、メキャベツ、ブロッコリー、アボカド、エンドウ、ほうれん草、
イモ類(さつまいも、じゃがいもなど)、ピーナッツ、
豆類(黒豆、ヒヨコ豆、納豆、テンペーなど)、ナッツ&シード類
(カシューナッツ、アーモンド、ピスタチオ、カボチャ、キノアなど)、
全粒穀物(小麦、オーツ、ライ麦、大麦、蕎麦、とうもろこし、米、
キノアなど)。
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野菜たっぷりに肉少し。
あるいは残りのタンパク質はナッツ&シード類、穀物から補う。
この食べ方は、何も新しいものでも一過性の流行食的な食べ方でもなく、昔はごく普通に食べられてきた伝統的な食事です。
昔のシンプルな食べ方にもどること。
それが、健康的な体とマインドを作り上げるために大いに貢献してくれる食事というわけですね。
《村上アニーシャ さんの記事一覧はこちら》
https://www.el-aura.com/writer/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3/?c=73188
(トップ画像/ベジタリアンはナッツ&シード類がMUST)