七夕には羽衣伝説の天人女房のように宇宙人とのラブロマンスを願いたい！

スピリチュアルカウンセラーでライターのあるぢこと有地正敬です。
もうすぐ七夕です。七夕と言えば織姫と彦星の伝説です。筆者もこの伝説には興味深々です。

古来日本では「天人女房」（てんにんにょうぼう）という日本の古来より伝わる羽衣伝説に中国から伝わった織姫と彦星のお話が組み合わさった切ないラブロマンスが各地で語られてきました。

羽衣伝説は日本だけでなく世界各地にその伝説があります。
天から舞い降りた天女を妻にするのは古代人にとって究極のラブロマンスであり天界へ上る方法でもあったのではないかと思われます。

古代人の考える天界は死後の世界ではないように思われます。むしろ、宇宙と考えるのが自然かもしれません。
羽衣伝説と織姫と彦星の伝説が合わさったのが天人女房です。宇宙への憧れと夜空に輝く星へ行ってみたいとの願望を感じられるのです。

もし、そこに当時もあったかもしれないホントの宇宙人との遭遇体験談も織り込まれていて、実際に宇宙人に連れられたアブダクションケースも天人女房の話のベースになっているかもしれないと思うと筆者はワクワクするのです。

では、天人女房のあらすじを大まかに紹介します。天人女房のお話は全戸各地に伝わっており、各地方で細部が異なる場合があります。

筆者の調べた天人女房のお話によりますと、牛飼いの男が川で遊んでいた天女を見つけ、その羽衣を盗み隠します。そして、天界へ帰れなくなった天女と結婚し二人の子供が授かります。

男が留守の時、ふとしたことから天女が羽衣を見つけ、二人の子供と共に天界へ帰ってしまいました。
男はどうしても会いたくなり、天界へ登れる不思議な竹を植えます。竹は天界まで伸び男は無事天界で天女と子供達と再会します。

天女の父親である父神に男は婿になりたいと懇願します。
父神は男に無理難題を押し付けますが天女が簡単にこなせる攻略法を教えて難なくクリアしていきました。

ところが、父神の最後の難題である天界のウリを割る方法間違え、ウリから大量の水が溢れます。それが天の川になってしまいます。
男は天の川の向こう岸にながされますがその時、年に１回は会おうと天女と約束します。その会う日が七夕です。

羽衣を盗み隠した男と結婚するってどうなのよ？　って感じです。
でも、ここが恋愛のポイントです。意外に心がウルルってなってしまうものです。
羽衣が無くなってしまって不安でドキドキしていたところに、牛飼いをやっているたくましくてちょっとオラオラ系の男が現れたら頼ってしまいます。

そして、ず～っと優しく時に厳しく接してくれた男が自分の羽衣を盗み隠していた事を知った時も意外にも心がドキドキウルウルするポイントで、さらに好きになってしまいます。天女はダメンズが好きなんです。

しかも、羽衣（スーパーテクノロジーの移動装置）なしに不思議な魔法の竹で天界へ来てしまったら、もう天女は牛飼いの男こそ宇宙一の奇跡の最愛の男になってしまうから、どんな困難でも会いたくなりますわ～。
考えると天人女房のお話はと～っても切ないラブストーリーです。

ダメンズを好きなると、もう切ないオチしかないので、グ～～っと胸に突き刺さるのでしょう。なので、２千年以上たっても語り継がれるのです。

恋焦がれて熱くなる恋愛はダメンズです。聖人は崇高で敬愛の対象ですけど凄すぎて心がウルルってなりにくいと考えるのは筆者だけでしょうか。
今年の七夕は聖人宇宙人よりもダメンズ宇宙人との出会いを願いたいものです。

筆者紹介：あるぢ（有地正敬）
ライターの他、電話やZoomを使って魂の目的、魂の名前、魂の色、前世などスピチュアルな鑑定をしています！

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