12月31日大晦日の夜といえば、紅白歌合戦もいいですが、スピリチュアルが好きな私達にとっては、何と言っても除夜の鐘は外せません。
除夜の鐘は、私達の前世、今世、来世を浄化し、すっかり清められた心身になって新年を迎えるためのスピリチュアルな儀式なのです。
では、除夜の鐘について少し説明しましょう。
除夜の鐘は寺院の梵鐘を108回打ち鳴らして、人間の煩悩を清める新年を迎える日本独自の仏教行事です。
煩悩の数が108個の由来とは
108回鐘を鳴らす理由は、諸説ありますが、108は、人間の煩悩の数を表しています。
108回鐘を鳴らすことで煩悩が清められるとされています。
では、108という数字はどこからきているのでしょうか?
それは、私達の欲望の数に由来しています。私達の欲望の源は感覚にあります。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・嗅覚・触覚・意識の6つの感覚です。
仏教ではこれらを六根と呼んでいます。6つの感覚それぞれに6つの煩悩が宿ります。合計すると煩悩の数は36個になります。
ん~36個の煩悩なら除夜の鐘は36回でいいのでは?と思ってしまいます。
でも、違うんですね。仏教界では仏様は人間には思いもよらないほど慈悲に溢れる存在とされています。
なので、仏様は梵鐘の音のお清めのパワーを使って、今世でつけた煩悩だけでなく、前世で得た煩悩や来世で得るかもしれない煩悩まで清めてくれるのです。
今世の36個の煩悩、前世の36個分、来世での36個を合せると108個になります。
これが108回鐘を鳴らす由来とされています。
つまり、除夜の鐘は、前世や今世の因縁を断ち切って、来世も因縁なく暮していけるように108回も鐘を鳴らして、私達の心身そして魂をすっかり浄化してくれるわけです。
私達はこんな素晴らしいことをあまり意識しないで、毎年除夜の鐘を聞いていたのですね。
除夜の鐘であなたはバージョンアップします。
さてここで、あなたのスピリチュアル度がさらにアップする除夜の鐘の聞き方を紹介します。
それは、除夜の鐘を聞きながら瞑想することです。
途中で寝てしまってもOKです。
瞑想すると鐘の響きが意識の深層へと達します。
すると、1回の鐘の音の響きで前世、今世、来世の煩悩が同時に浄化されるでしょう。
鐘の音が18回を過ぎたあたりからあなたの意識が広がり、自分と他を分ける境界がなくなって宇宙と溶け込むような感覚になるでしょう。
除夜の鐘が108回鳴り響いている間、あなたは宇宙の意識と同化し、人智を超えた知恵を授かることでしょう。
すると、新年の朝にはあなたのスピリチュアリティがバージョンアップされ、新たなあなたに生まれかわっているかもしれません。
除夜の鐘を聞きながら瞑想すると、上記のような、まるで奇跡とも思える現象があなたの中で起る場合があります。
これがホントの除夜の鐘の意味なのかもしれません。だとすると、仏様の慈悲の深さにとても驚嘆してしまいます。
いかがでしょうか? 素敵な大晦日をお過ごしくださいね。
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