もっとヘルシーに美しく、気持ちよく! インマインヨガを楽しもう。初夏編

同じポーズでも人によって最初から効果的に行える場合があれば、自然に自分の弱い部分をかばってラクな動きをしてしまう場合もある。 得意なポーズは人によって違い、それは単に柔軟性があるかどうかや筋力の強さ弱さだけではなく、もともとの体の各部位の特徴によっても変わってくることがあることも知っておくとよいと思う。

ダウンドッグ
1. 四つ這いの姿勢になる。手は肩の真下に肩幅くらいにつき、膝は腰の真下に腰幅につく。
2. つま先を立ててお尻をかかとの方に引き、手の人差し指か中指(人によって肩の具合が違うので負担がかからず楽に手がついていられる方を選ぶ)がまっすぐ前に左右並行に伸びているかどうかを確認して、お尻を持ち上げる。その時、下腹部を背中の方へ引き込むような感覚で行うと、腕にも負担をかけずに、背中を広く伸ばせる。
3. 横から見ると、三角形になっている。掌はしっかりと床につく。力の方向は掌は上から下へ、二の腕は内から外へのイメージで。お尻は後方へ高くひく。肩と首がつまらないように気をつけ、頭は下げ過ぎず、ひじはつっぱり過ぎないように気をつける。
4. 体の背面全体を(脚の後ろ側も)伸ばすことに意識を向ける。力を入れて伸ばすというより、しなやかに自然に伸ばす。
5. かかとはムリに床につけなくてもよく、左右交互に膝を曲げて足踏みするように少しずつ、脚の後ろを伸ばしてもよい。
6. ゆっくりと膝をつき、おでこを床につけるようにして休む。

・お尻が高く、そり腰にならないようしなやかに背面を伸ばす。

★基本のダウンドッグが辛いときやお仕事の合間にもおすすめ!
壁や椅子を利用した簡単ダウンドッグ。

壁やテーブル、椅子の背などに手をつき、腰が直角になるくらいの形をキープしながら、お尻を後ろに、手を前に、引っ張り合いっこをするようにして、背面を伸ばす。

 

●初夏のビューティアップにおすすめ基本のポーズ

鷲のポーズで二の腕対策
引き締めたいところはたくさんあるが、今回は半袖の季節に気になる二の腕にフォーカスしてみた。

鷲のポーズは、立って行うバランスポーズでもあるが、今回は、上半身に集中できるように椅子に座って行う。
肩や腕がしなやかに動き、肩甲骨が広がるのが感じられる。

肩こりにもよいポーズだと言われている。
椅子に座ってもよいし、正座やあぐらでもよい。
上半身がいい感じでできるようになったら、立って行う鷲のポーズにチャレンジを。

座った鷲のポーズ
1. 椅子か床に座って下半身を安定させる。腕を前に伸ばしてクロスにし、腕を曲げる。
2. 掌、もしくは手の甲を合わせる。掌を合わせる方が、強度が増す。腕をクロスして掌や手の甲を合わせるのが辛い場合は、クロスせず、掌から肘までを体の前で合わせる。
3. そのまま腕を上下する。肩甲骨辺りが気持ちよく広がる。左右交互に体をねじるのもよい。ウエストシェイプや内臓への心地よい刺激にもなる。
4. 手を離し、後ろに伸ばして掌を合わせて指をからませ、今度は、肩甲骨が寄るのを感じながら上下する。

・腕をあげる時は、後ろに倒れないよう真上へ。

 

監修
ヨガ講師 高島 由紀子先生

YOGA viola tricolor Teacher’s Training Course Basic
YOGA viola tricolor Teacher’s Training CourseAdvance
YIN YOGA TEACHER TRAINING WITH JOE BARNETT 修了
YOGA viola tricolor リンパマッサージ Training Course Basic
AEAJ 認定 アロマテラピーアドバイザー
JAPA 認定 アーユルヴェーダアドバイザー
アロマフレグランスストーン認定講師
メールアドレス
aromaticyuki@gmail.com

 

《梶 和佳 さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/angelwaka/?c=130406