エンジェル・セラピスト®夫婦の気づきの子育て  PART.94 ~ こどもと一緒に感情を味わおう! (潤治編)

こどもが味わっている感情を先回りして、解決策やこういうものだというジャッジメントを提示することは果たしてその子のためになるのだろうか?
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雪が少ないと言われる暖冬において、先日、娘が通う幼児園での行事、スキーキャンプに同行してきました。

体育会系の幼児園に3歳になる年から通わせています。

「セミジュニア」と呼ばれる年少組よりも小さい頃から彼女は2泊3日のスキーキャンプに行っています。
年中組になると3泊4日です……。

娘はおっとりとして、マイペースなので、その園のひとつのやり方である競争・勝ち負けであおられる雰囲気によく泣くこともありました。

「若い頃の苦労は買ってでもするべき」とまことしやかな言葉がありますが、それを地でいくノリが目の前にありました。

年長組である今年度は、スポーツデイ・運動会・スポーツフェスタと運動会のような緊張を強いられるイベントが3度あり、勝負をあおられます。

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スキーキャンプもそのひとつです。

そして、娘のもっとも嫌なイベントが3泊4日のスキーキャンプです。
全園の子どもたちが集まる多きなイベントです。

昨年のスキーキャンプ時に、「シニア(年長)になって、全部のイベントにパパとママが参加してくれるなら、一年間頑張ってみる。」と話し合いの結果で決まり、今年のスキーキャンプを迎えました。

家族で前前日からスキー場に入り、一緒に滑りながら、キャンプに合流する段取りです。
しかし、園の子どもたちとの合流が近づくにつれて、涙目になる娘にこちらも胸が痛いわけです。

彼女の感情も動くし、僕の感情も当然揺れ動きます。

「そもそも、なんでこんなことしているんだろう?」
「こんなことをして何になるんだろう?」
と親としての自分を責め立てて、娘への贖罪にしたくなるのです。

目の前で「怖い・不安・寂しい・嫌だ・恥ずかしい」などの氣持ちを味わっている彼女をよそにベクトルは自分向きになってしまいます。

ですので、僕自身の感情を処理するかのような言葉で、娘を叱咤激励したり、義務感や責任感を振りかざした正論のような言葉を娘に投げかけてしまいそうになります。

「みんなやっているだから!」
「決まっていることなんだから!」
「あなたが行くって言ったんだから!」
「パパとママと約束したじゃない!?」
「パパとママを困らせないで!」

などは、娘の氣持ちに対して、逃げ場のない物言いだと思い直します。

怖いとか、不安とか、寂しいとか、嫌だ、恥ずかしいといった気持ちを自分で感じたり、それを誰かと分かち合うことができるといいなと思います、それもわかりやすく、まっすぐに。

その練習を今は家族としているのかもしれません。

ひとしきり泣いたり、怖がったり、嫌な気持ちを吐き出した彼女は、元氣よくスキーキャンプの集団に合流しました。

その後ろ姿に泣きそうな僕もいましたが……(苦笑)。

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さて、

自分の感情とどう向き合うか、寄り添うかは人生のひとつのテーマと多くのカウンセリングセッションで思います。
それをあまりにしてこなかったのかもしれないと省みることがあります。

感情のパワーと癒しを自覚するほど、その人生は色濃く、優しさに満ちたものになるのかもしれません。

今なお、僕自身も経験中です。

 

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