アンガーマネジメント Vol.19「未来日記を書いてみましょう」

アンガーマネジメント応用編!緊張を吹き飛ばす方法

以前、アンガーマネジメントVol.12~未来から流れる時間軸を持つこと~の中で「未来から現実を作ってみましょう」とお話させて頂きました。

今回はこのテクニックを、緊張感のマネジメントに応用する方法をご紹介します。私の場合、先月下旬から先週中頃までプレッシャーがかかる仕事や、初めて取り組む仕事に挟まれとても緊張していました。

私が抱えていた不安は

①私にこの仕事をこなす力量があるのか
②悪い評価ばかりでてきたらどうしよう
③私か娘の体調が崩れて仕事に穴をあけるような事があったら困る!

というものでした。

余りにドキドキするので、一連の最初の仕事がスタートする前日「マイブック」という日付以外全て空白になっている本を取り出し、仕事が終了する日付ページを開いてこんな未来日記を書きました。

「今日で無事に仕事が終了した。緊張したけど、私も娘も健康にとても気を遣って元気に過ごせたのが良かった。とりあえずほっとしている。
これを気にステップアップして行こう。心配していた事は何一つ起きなかったよ。色々勉強になったな〜」

内容は他愛のない事で構わないのですが、ポイントは「未来の事を完了形で書く」事です。これはアファメーションの鉄則でもありますね。理想の未来をまず確定したら、そこから逆算し、どうやったらその未来に近づけるかコツコツ実行します。

私の場合はこのような手を打ちました。

①仮に資料がなくても数時間話せるように内容を頭に入れる
②時事ネタを盛り込めるよう色々な情報に敏感になる
③外出時はマスクして、うがい手洗いを娘と徹底する。

アンガーマネジメントはありのままの現状を捉え、次に理想の未来を想像し、その差を技術で埋めて行く「未来思考型の問題解決アプローチ」を1つの軸としています。未来を決めたら、「もう大丈夫!」と自分に自信が持てるまで、あとはとにかく努力です。緊張はできればしたくありません。

でもアカデミー賞の司会をしていたエレンが、
「アカデミー賞の司会はバンジージャンプする位恐い。けれど、恐いからこそ挑戦する」
と言っていました。

自分を成長させるには、越えられるか越えられないかのギリギリのハードルを設定して、チャレンジするのが効果的なのかもしれませんね。

そんな時、「未来日記」は貴女の心のバランスを保つのに、きっと役立ってくれるでしょう。

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