エンジェル・セラピスト®夫婦のスピリチュアル子育てPART.32~離乳食で伝わるメッセージ(潤治編)

光

赤ちゃんが食事をしたがるサイン、離乳食の始まり

娘の小葉を観ていると、その行動や感情に見習う点がたくさんあることに気づきます。

・感情を素直に出し、身体の中に溜め込まない
・楽しい時は笑い、悲しい時は泣き、感情に従順
・甘えたい時は包み隠さずアピールする
・助けて欲しい時は全力で請う
・興味は次から次へと移行し、「せっかく」という感覚がない
・受け取り上手で、その姿は与え上手でもある

……などなど。

生まれて間もない赤ちゃんは宇宙と繋がっているから、というスピリチュアルな教えの真実を感じている毎日です。

生まれてから2ヶ月くらい経った頃でしょうか、僕たち夫婦が食べているものを見て、よだれを垂らすようになりました。
まだまだ離乳食には早い時期でしたから、それが彼女の要求だとは思いませんでした。

しばらくするとうっすらと歯が生え始めてきました。

彼女が「お乳も良いけど、もう食事もしたい」と言っていることが分かりました。

3分搗きの玄米をおかゆにして一緒に食事をするようになりました。
だし汁と玄米で作るおかゆに有らん限りの力で喜びを表現する娘の姿をありがたく思いました。

多くのママさんたちが離乳食で悩まれると思います。
別のものを新たに作ることにもなりますので、その面倒さは想像に難くありません。
朝の忙しい時、手を抜きたいお昼に、疲れている夕食にわざわざ別の鍋を用意して作るというのは、本当に「活力」が必要なことです。

育児雑誌などの情報では離乳食を作って小分けに冷凍しておくなどの情報があり、そういう方法も視野に入れながら、まずは1度作ったおかゆを何回かの食事に回すようになりました。

すると、娘の小葉の食べっぷりが変わることに気づきました。

「あれ?あんまり美味しそうに食べないな?」

彼女の本能的な態度はまたしても僕たち夫婦に叡智を教えてくれるのでした。

離乳食

作りたての食事はオージャスを増やす

我が家は菜食ですので、玄米菜食・マクロビオティック・ローフード・アーユルヴェーダなどを食生活で実践しています。

そのアーユルヴェーダの言葉で「オージャス」というものがあります。
日本語では「生命素・生命力・活力」と訳されることが多いです。

その人が健康的でキラキラと美しく輝いているような状態は、オージャスが身体の中に満ちている状態と言えます。

このオージャスを増やす食べ物は、新鮮な材料を使った、作りたてのものです。
インドでは冷凍食品という感覚がないそうです。
それはオージャスという考え方のためで、アーユルヴェーダでは、食事は作ってから3時間以内に食べるべきと教えてくれます。
インドでは、そうした習慣のためにお弁当の宅配サービスも発達しているそうです。

文化の違いですね。

「命をいただく」という考え方も、オージャスを増やすものだと感じます。
オージャスの高い食べ物は、身体に潤いを与え、消化吸収しやすく、活力が生まれていきます

古の叡智を僕たちも恩恵に与っているわけです。

娘の小葉のテンションは炊きたてのご飯でおかゆを作った時に一番上がります。
新鮮な野菜を温野菜にして、炊きたてのご飯を使って、温かい汁物を基本に離乳食を考えるようになりました。

とても面倒な作業に始めのうちは思いました。
「ご飯炊くのも大変なんだからね!」と圧力鍋の重さに辟易することもありました。
温野菜をドレッシングなどもつけずにそのまま食する機会も増えました。

娘の小葉を中心とした食生活になっていったわけです。

しかしながら、それは僕たち夫婦の健康状態も良くしてくれるという副産物がありました。
菜食で健康的に過ごしていましたが、さらに毎朝のお便りも素晴らしく、気力や活力に満ち、仕事量が増えても疲労感はあまり感じなくなりました。

質素ながらも一汁一菜の食卓に今まで以上に感謝をするようになりました。
身体もより敏感になり、必要なもの・不必要なものの選別もよりシンプルになりました

朝に飲んだ豆乳チャイの中に入っていた茶葉のカフェインでその夜に眠れないということもあり、完全なカフェインフリーの生活をするようになりました。
加工食品は摂らないほうが身体や精神は喜び、砂糖に対する飢えも感じなくなり、油の質は当然ながら調理方法まで振り返る機会にもなりました。
高温で加熱した油は極力摂らないということですね。

娘の小葉が示してくれる食生活はさらに僕たちを健康にさせてくれて、子育てに対する活力を育て、ゆとりを育んでくれるのでした。

宇宙と繋がっている赤ちゃんの行動は侮れませんね。