宗教が生み出した生きる知恵
皆様は、ジャイナ教というインドの宗教をご存知ですか? インドでジャインさんと呼ばれる方々は、ほぼジャイナ教の方です。昔、アパレルの方のインド体験記を聞きました。 「中国で生産するよりもインドが良いの。でも、困るのがインドに行ってる時の病気。だって、宗教によっては薬持ってないんだもの。私がその頃親しくしていたのが、ジャインさん。ジャイナ教の方でね、とっても戒律が厳しいの。凄く高熱が出た時に、紅茶にレモンを丸まる一個しぼって入れて飲めって。レモンと紅茶で天然の抗生物質ができるんだって」 この女性は無事熱が下がったそう。まぁ、編集部も試してみましたが、お味的にはこれなら続けられそうです。
お酢を代表してバルサミコ酢が頑張ります!
スピリチュアルなことにも造詣が深く、有名な野球選手の歯のメンテナンスをし(食いしばっても力が出て最高のパフォーマンスができるように)、かなりホリスティックな治療で有名な大阪の歯医者さん。
ある時、保険診療は一切しないという高額な治療費と最新の顕微鏡などの器機で先端の技術を持って診療してくれるはずの歯医者さんで治療した歯が痛み始めた。なんだか凄く痛い。その時、「そうだ!!大阪に行こう」と思いつき、忙しいところを頼み込んで視てもらった。すると、すぐに、「かぶせている金属が合っていないんだよ。硬すぎるの」と言われ、すぐにそれを取ることに。うーん、何万もしたのに。が、不思議と痛みは和らぎ、スゥーとした。けれど、中が膿んでいるということで、東京の根幹治療の名医を紹介してくれることになった。その時いわれたのが、バルサミコ酢を空腹時に飲むこと。
「僕なんかね、虫歯になりようが無いの。もう、手入れしまくりだし。でも、歯茎が化膿したのよ。それで、色々試した結果、バルサミコ酢を飲むのが良いと発見したんだよね。安いので良いからさ、空腹時に一日数回飲んでみて」 はい。それから、菌にやられたな、という時はバルサミコ酢を飲んでしますが、こちらはお味が……。良薬は口に酸っぱしです。
プロポリスから台所の材料まで、天然の抗生物質
他にもきっとまだまだあるであろう天然の抗生物質。代表的な物はプロポリスでしょうか。ミツバチが大自然の中から受益や新芽、花粉などの物質を集めて自らの分泌液と会わせて作りあげたもの。ポーレンと呼ばれる花粉だって栄養満点と言われますものね。風邪の初期の咽喉痛にプロポリスキャンディを舐めると、痛いのなんの。
ハーブではエキナセアが有名ですね。
一説ではバクテリアやウィルス、真菌類などのどのタイプにも聞くことがあるとか。北アメリカの先住民たちはこのエキナセアを虫さされにも利用したのだとか。ハーブティーとして頂いてもイイし、チンキタイプもあるし、サプリメントもあるので、携帯にも便利ですね。
そして、今日最後にご紹介するのが、バイパイアも恐れるニンニク。ロシアでは子どもが首に下げておくとか諸説ありますが、ニンニクの中のアリシンやアホエンという成分には、抗菌作用があるとされています。アリシンをたくさんとるには、スライスして水につけないで、数時間放置(夏は気をつけて)。あの臭い匂いには、強力な作用があったのです。
さぁ、今日からこの一口は私の心も身体も作ると思って、食材を選び食べてみては。
あ、ちなみに怒ると身体の中で原爆が落ちたほど免疫力が落ちるそうです。お気をつけくださいまし。