美と健康のカギは足裏!PART.2~外反母趾5つの種類

『外反母趾』で悩まれている方が非常に多いと思います。
私のサロンにも『外反母趾』で検索されてくる方が一番多いです。

それだけ『外反母趾』に悩んでいる方は深刻な半面……痛みがない方・外反母趾がどんな症状なのかが分からずに放置している方も多いのが現状です。

今日は『外反母趾』についてちょっと解説を。

 

まずは『症状分類』が大事です。
ひと言で『外反母趾』といっても、実は原因によっていろいろな種類があります。
歩き方などの物理的要因から遺伝などの先天的要因まで個人差があり、きちんと分類しておかないと、よい矯正を行えません。

外反母趾には5種類があります。

①靭帯性外反母趾

足先の横アーチを支えている横中足靭帯(中足関節)が、伸びたりゆるんだりして親指が小指側に曲がってしまう。一番多いのがこのタイプです。

②仮骨性外反母趾

親指は曲がらないで、親指の付け根の骨だけが異常に出っ張って、曲がったように見える。

③混合性外反母趾

①靭帯性と②仮骨性が合わさったもの。

④ハンマートゥ性外反母趾

生まれつき指が長すぎたり、指がハンマーのように縮こまっていたり、上を向きすぎていたりすることが原因で起こる。

⑤病変性外反母趾

関節リュウマチやへバーデン結節など病的な要素や、事故やケガが元で起こり、著しい変形や脱臼をともなっている。

 

外反母趾は上記の5種類におおよそ分類できるので、自分の症状と照合してみてください。
①~③までは、歩き方や生活習慣など外的な要因で起こりますので、比較的矯正はスムーズにいきます。
一方、④や⑤は先天的な、あるいは病的な要因が関わってきますので、なかなか容易ではありません。

まずはご自身の『外反母趾の種類』を知ることが大切です。

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