池袋の女性の体調改善アロマサロンLuna Aroma 美咲エレミです。
月の満ち欠けの周期は２９，５日。
生理周期は多少ずれがありますが、約２８日です。

女性の生理を表す「月経」という言葉の語源は月のリズムと関係があるのかもしれませんね。
女性の体のサイクルを知ることは、自分の体を知るうえでとても大切なことです。

月経リズムに沿った過ごし方を３つの時期①生理中（リセット期）②卵胞期（アクティブ期）③黄体期（アンバランス期）に分けてこの連載でお伝えしていきたいと思いますが、今回は女性特有の不調で最も悩んでいる方が多く必要性が高いと思われる生理痛についての記事を書きたいと思います。
生理痛は我慢するもの……
体質だからと母親から言われたからしかたないとあきらめている。
鎮痛剤を飲んでやりすごせばいい……

なんて思っていませんか？

体のリズムに沿った生活や適切なケアをすることで生理痛は予防改善することができるんですよ。

痛みは体が発する警告です。

目に見える所に怪我をしたら適切な処理をしますよね。
怪我で出血をした時痛いのは、緊急事態を脳に知らせて命を守るため。

痛みがないと出血に気づかず血が出っぱなし、
バイ菌や異物が体内に侵入して炎症をおこす可能性もあり危険です。

それが目に見えないお腹の中だったら…？

生理痛を放置することで、病気の発見が遅れ悪化してしまったり、さらには赤ちゃんを授かりにくい体になってしまうこともあります。

生理痛がひどく日常生活が送れない、生理のたびに鎮痛剤を飲まなければ我慢できないなどの重症な生理痛がある場合は、早めにお医者さんに相談しましょう。

～①生理中（リセット期）の心と体について～

生理とは赤ちゃんをむかえる準備をしてきた子宮内膜が、受精することなく不要となり剥がれおち経血として排泄されることです。

このとき骨盤は最も開く時期なので、上手にリラックスして過ごしてあげると、心と体がゆるみリセットすることができるんですよ。

ところが、心配事やストレス、体にこわばりがあるとうまく骨盤が開くことができず、下腹部や腰に痛みがでてしまう、これが生理痛の主な原因のひとつです。

骨盤と頭蓋骨の開閉は連動しているので、目や頭脳を酷使すると頭蓋骨がゆるまず頭痛となってあらわれたり
骨盤もゆるみにくくなってしまいます。

生理中を快適にすごすコツは骨盤を開き体をゆるめることです。
そのために手軽にできるケアとしては

・後頭部を蒸しタオルであたためる（頭蓋骨と骨盤は連動しているから）

・体が冷えるとむくみも生理痛もひどくなります。
おへその下の体を温めるツボ「関元」とおしりの上側の副交感神経が集まっている「仙骨」。
生理痛が辛い時はここを蒸しタオルでサンドしてあたためるとかなり楽になります。

・目や頭を休める
中国では生理中や出産後は髪を洗わないと昔から言われているそうです。
頭を刺激すると頭蓋骨と連動し骨盤も閉まってしまうからです。

その他パソコン、携帯メール、テレビを見ること、美容院に行くこと、
強いブラッシングや洗髪、スリミング目的のトリートメントなども生理中はしないようにしたいものです。

・ホルモンバランスを整えリラックスするおすすめアロマとしては
イランイラン、ジャスミン、ローズオットー、クラリセージ、ラベンダー、ネロリなどがあります。

活用法としてはお部屋に精油を香らせる芳香浴 、ぬるめのお湯をはり精油を５滴以内で入れてしっかり体を温めるアロマバス、洗面器などに精油を３滴以内で入れて行うハンドバス、フットバスなども服を着たまま手軽にできて、お風呂に入りたくないときなどにおすすめです。
生理中は頭がぼんやりとしますが、それは上手に体がゆるんでいる証拠なので良いことなんです。
ぼーっとするのを楽しんで上手に心身をゆるめることができると、生理が終わってから排卵にかけて体はしっかり引き締まる方向へむかうことができるのです。

月のリズムに沿ってメリハリのついた骨盤開閉リズムができると女性は上手にキレイになることができるんですよ。

次回は生理痛を予防する先取りケアについてお伝えしたいと思いますのでお楽しみに～！

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