ホリスティックケア・プアマナの宇宙の法則・身体の法則 PART.5~魂を阻むもの③「ありのままのあなたを愛する」

横浜で女性のライフステージに合わせた鍼灸・美容鍼灸・疏泄マッサージの施術をさせて頂いているホリスティックケア・プアマナ(puamana)です。

「ありのままのあなたを愛する」「あなたは今のままで完璧である」
そんなあなた自身のあり方を阻むものとして、「ドグマ」と「心は嘘をつく」ということについてお話してきました。

あなたは今のままで完璧であるのだから、あなた自身を愛しなさいという概念に納得したとしても、実践することが難しいのは、あなたが正しいと信じている常識や、心(マインド)が本来のあなた自身(スピリット・魂)を映し出していないためなのかもしれません。

今回はまず、身体の状態という視点からあなた自身を見てみましょう。

あなたは、ご自分の身体の状態に満足していますか? 肩が凝る、疲れやすい、冷える、花粉症で春や秋には特に辛い、そんな自覚症状の他にも、マッサージに行ったら骨盤が歪んでいると言われた。という方もいらっしゃるかもしれません。

それでも、あなたは完璧なのです。

例えば、地球の重力に逆らって立つ、という動作をするだけでも脊柱起立筋、僧帽筋、腹直筋、大臀筋、大腿四頭筋、下腿三頭筋などの筋肉が働いています。5キロほどもある頭部を支え、さらに左右で5キロほどもある腕がついた上半身も支えるために骨も筋肉も協調して動いています。この間、心臓も動いているし、呼吸も止まっていません。しかも自動的にです。

左右の肩の高さが違う。骨盤が前に傾いている、花粉症。などは、本人にとっては悩みですが、身体にとってはベストの状態です。
もし、片方の肩にばかりバッグをかける癖があったとして肩に左右さがあるのであれば、身体は肩の高さを違えることによってバランスを保っているのでしょう。

骨盤が前に傾いているのは、腹筋の弱さをカバーするために身体がベストのバランスを探った結果かもしれません。

花粉症であるのは、もし目の痒みや鼻水として表に出さなければ不具合が起きる臓器が出てくるために、身体が体内に入ってきた不要物をそうやって排出しているのでしょう。

そうです。今のあなたの身体の動かし方、考え方、生活習慣では、現在のあなたの身体の状態がベストなのです。

今がもっとも健やかな状態であるという意味ではありません。

足を組んで座る、疲れや排気ガス、運動不足などのために十分に肝臓や腎臓が老廃物を排出できない、ストレスによって免疫力が十全に働くことができない。

そんな中でも、身体は最良の方法でバランスを保ち続けようとしているのです。

病気や不調は、「異常」と認識されています。
異常は正常に戻されなければなりませんから、咳や鼻水は抑えられ、骨盤の歪みは整えられるべきものとして語られます。 ところが、実際は、歪んだ骨盤「だけ」を整えると、「骨盤が歪んでいること」でバランスを保っていた骨や関節が一度にバランスを失ってしまうのです。それはやがて、他の場所の不調や病気となって姿を現してきます。

病気は「ギフト」あるいは「サイン」であるという考え方が徐々に広まり、手術や抗がん剤などによらない治療を勧める本が医師によって多数出版されています。
これらに共通しているのは、病気や不調にはメッセージがある、という発想です。
身体は「不快に感じたり不具合を覚えたりするのであれば、どこかに改善するべき点がありますよ」と訴えているのです。

今の自分の状態には「異常」があると捉えてそれだけを排除するのではなく、今感じている不具合は何が原因なのか、どうすれば今よりもっと快適に過ごすことができるのか?

今までのあなたの考え方や生活習慣が作り上げてきた現在のありのままの自分の状態を認めて受け入れた上でメッセージを読み取り、マインドやスピリットも含めた「あなた丸ごと」のケアの方法を考えていくことが大切なのです。