菅原千春の魂の旅～セドナ～パワースポットとその歩き方 PART.2

2012.10.22

四大ボルテックスの最後はカセドラル・ロックからも眺めたベルロック。
ベルロックはセドナの街に入ると、一番最初に見えてくる、とても存在感あるボルテックス。見る方角で形が違いますが、形がベルに見えることからこの名前が付いています。ここは中くらいの勾配を上に向うトレイルと、緩やかな勾配でベルロックを回る感じで登るトレイルがあります。ベルロックは男性エネルギー。ここのボルテックス・ポイントではしっかりとグラウンディング（地に足を着ける）ために、ぜひ素足でそのエネルギーを感じて欲しいですね。自身の男性性の活性化と男性エネルギーを取り入れることで可能な女性性とのバランスを調えます。このボルテックスのエネルギーは、目標に向う強い意志や勇気を持てたり、決意が固まるなどをサポートしてくれます。

続いて、ベルロックのお隣に威厳ある姿が凛々しいコートハウスビュート。
ここもコートハウス（裁判所）に形が似ていることから、こう呼ばれています。私はここ、ベルロックに登った後すぐにここに行きましたが、そのずっしりとした安定感あるエネルギーは自身を含めた人、全ての物や事に対するジャッジメントをなくし、許しへの道を開き、その上で正しい判断が出来るようサポートしてくれます。ここにもトレイルがありますが、所要時間は約２時間ちょっと。私は途中30分くらいのお気に入りの場所で瞑想をしてメッセージを受取って、頂上へは向わずに降りることにしました。

最後に、初日に訪れたボルテックスのエアポートメサで再び夕日を眺め、ここで得た気付きとエネルギー、そして、旅を無事に終えられたことへの感謝気持ちを沈む夕日とセドナの街に届けます。

セドナはたくさんの精霊が住まう街。古の人々の知恵が魂を震わせ、自分が何者だったのかを思い出させてくれる場所。エネルギーはグラウンディング、解放、オーラ浄化とチャクラを調え、自身が持つ気の強化をサポートします。季節によってはクリーク（小川）で泳ぐことも可能で、その行為は素晴しい心身の浄化に繋がります。

また、セドナではその壮大な景色を楽しみ、青く広い空、明るく容赦なく照りつける太陽、乾いた安定感ある大地、そこに流れる小川と力強い植物たち。自然が繰り広げる色のハーモニーからたくさんのエネルギーを感じ、受取ってください。瞑想は難しく考えずに目を閉じてリラックス、心静かに耳を澄ます……何を感じるかは人それぞれ。その時のご自身に合ったスピリチュアルな体験が出来るはず。

季節を問わず乾いています、水分補給は充分に。また、暑い季節は日焼け止めと帽子、サングラスをお忘れなく。

興味のある方にはチャペル・オブ・ホーリークロスもとてもステキな場所。ここからの景色もまた素晴しく、このチャペルが建つきっかけとなったマリア様がベイビー・ジーザスを抱いているように見える岩も眺められます。チャペルの中は心洗われる神聖な空気が流れ、慈悲深い愛のエネルギーに包まれ、有難い気持ちが湧いて来ます。