「宿命」は変えられない~なぜ、今の誕生日を選んで生まれて来たのか PART.14

天の導きに心を開く
地球上に住む人々の最終的なゴールは精神世界への道です。

幾度も生まれ変わる中で、性別、肉体、容姿もすべて自分で決めて生まれて来ています。

遠い昔に記憶した自分の行動を見つめ直し、運命のパートナーと繋がり、前世で誤った考え方を修正する必要があるために、男、または、女を選んで来ています。

どちらかの性別を選ぶことで、生まれる国によっては差別を受けたり、社会的に地位が低い場所よりスタートすることも視野に入れて、生まれ変わっています。

そして、女性として生まれ変わることで神秘を体感することが出来る大局のひとつは、妊娠・出産体験を通じて、 「無償の愛」を学ぶことです。

そういった意味では、出産はひとつの霊的体験と言えるでしょう。

わたし達は前世でたくさんのことを体得し、愛情を培って来ています。

現世でそれを人と分かち合いたいと願って生まれて来ている魂は大勢います。

そのため、現世では気持ちを拡散されることなくさまざまな活動に参加し、知恵を与えやすい環境を作ろうと設定している人が21世紀に突入してから宇宙からのメッセージを受け、愛を奉仕の形に変えることを基本に活動し始めています。

しかし、愛を奉仕の形に変えることは至難の生活を余儀なくされることもあります。

そして、人によっては自分のエゴから人に尊敬されたい、脚光を浴びたいから、心から思っていないのに慈善活動をしようとする人もいるでしょう。

また、奉仕精神が強い人は、繊細で傷つきやすく、思いやりがあり、他人を許せる人でもありますが、他人に利用されたり、騙されたりすることも少なくありません。

人間関係において相手と接するとき、自分の中にエネルギーを感じるか、あるいは逆に外にエネルギーを流出するかによって、相手を正しく判断することができるでしょう。

どんな出来事が起きても、至難の生活が訪れても、無限の愛と慈悲で満たすことができるようになれば、ある程度、自分を知ることが出来ている証です。

自分を知っている強みは、深い部分で大いなる信念の力を持っていることになります。

そして、その信念は人を引き寄せ、人を癒すことが出来るでしょう。

しかし、深い愛情で満ちた人ほど、前世にて過酷な運命を背負った魂だったりします。

前世の多くの人生で苦しみや自己否定、苦痛を味わい、無意識の中で自分の味わった苦しみを慈悲活動の中で同化したり、また、今までの苦しみを他人に理解して欲しいと願い、その苦しみを体験している人に自分の不安や苦しみについて語れる機会を待っている魂もいます。

でも、その行為をしてしまうと前世のマイナスのエネルギーが再び訪れることになります。

慈悲愛を全面的に押し出し、他者のために全身全霊で現世にて役目を果たすことができたときには、何も恐れることなく、「あるがまま」の姿勢で自然な流れに身を任せて生きれば良いでしょう。

人を癒し、人を助けることは自分自身の魂を向上させています。

自分の目的は奉仕だということを忘れない限り、自信と喜びに満ちて活動できる環境を築くことができるでしょう。

ひとつ、忘れてはいけないことがあります。

わたし達はどんな環境においても、スタートすることができます。

しかし、ある程度成功し始めると謙虚さを忘れて、「エゴ」が顔を出してしまい見る目が曇ってしまうことがあります。

俗世界の誘惑に負けてしまい、天命を果たすどころかマイナスのカルマを背負って来世を出発することになりかねません。

ブレない自分と常に対話し、自分を誘導してくれる人が側にいてくれると良いでしょう。

他者も幸せ、自分も幸せと願うことは、偉大な宇宙が喜ぶことです。

宇宙の根っこに繋がることで、現世で実現させたい夢へと続く道が向こうから誘導してくれ、魔法のように扉が次々に開き、実現への近道が目の前に開けていくことでしょう。

そして、宇宙があなたの目的、夢、思考を実現させようと協力者を送り込んで来るとき、謙虚な自分、明確なイメージがあれば、すべて上手くいくことでしょう。

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