セドナから愛をこめて「アイル・グラハムの光日記」 第6回

セドナという町は国有林の中にある。そしてその林の中にボルテックスが点在している

有名な4大ボルテックスのカセドラルロック、ベルロック、エアポートメサ、ボイントンキャニオンはもちろんのこと、地図にも載っていないような場所にとても強力で癒される場所があったりする。
セドナを訪れたら、まずは自分のハートに聞いてみる。今どこに行きたいのか。どこの方角に向かいたいのか。わからなかったら、とにかく足が向く方向に行ってみる。きっと素敵な出会いがそこで待っているに違いない。

私は1人でハイキングをするとき、毎回ハートが行きたい方向に、足が動きたい方向に行くように心がけている。

 

セドナに10年近く住んでいるが、毎回素敵な新しい場所へと導かれていく

そのときの自分にぴったりの場所に……

ドナでは頭をお休みさせ、心をいっぱい働かせて感じさせてあげるところ。歩き始めると頭の中にいっぱいいろんなことがめぐってくるかもしれないが、その一つひとつについて深く追求していくのをやめる。何かが浮かんできたら、そのまんますぐに流す……。流す……。来たら流す。そうしているうちにいつの間にか赤い大地を踏みしめる靴の音、自分の呼吸の音、鳥のさえずりがいっぱい耳に入ってくる。頬をなでる風に気付く。木々が太陽の光に反射してキラキラ輝いているのが目に入る。しばらく五感をいっぱい働かせながら歩いていると、しだいにキーンという地場の音みたいなのがしてくる。身体に細かくビリビリというパルスがやってくる。そういうところがボルテックスなのだ。そのビリビリパルスがやってくる方角を全身でキャッチする。そしてそのまんま身体が向きたい方向に向かわせてあげる。目の前に急な山があっても、そういうときは呼ばれているところまで、まるで飛んでいくかのようにあっという間に行ってしまう。不思議だ。時空間を超えるというか……、とにかくワクワクだけがそこにあるのだ。自分でみつけた自分のボルテックスでしばらくゆったりと楽しく過ごす。たとえば……、自分と会話をする。ご先祖様やスピリットと会話をする。祈る。瞑想をする。本を読む。日記を書く。昼寝をする。何でもOK。とにかく自分の時間をたっぷりと楽しむ。

 

自分の全細胞が喜び始めると、周りの自然と同調してくる

自分の波動がとても細かくなっているのがわかる。自分が自然の一部になったかのようになる。静かな自分がそこにいる。居心地のよい自分がそこにある。自分の居場所を自分のハートの中に見つけることができる。自分の本当のペースでただそこに自分がいる。つまり、ボルテックスで癒されると本当の自分のペースが見えてくるのだ。だからセドナを訪れると人生が変わったという人が多いのもうなずける。本当の自分のペースに戻れたとき、自分が本当に何をしたかったのかが見えてくるのであろう。

 

これはセドナに来ればすぐに手に入るというものではない

自然の中に入り、手放すものをいっぱい手放して、大自然にゆったりと身をゆだねた結果、自分の頭が静かになりハートの声が大きくなってこれが起きるのだ。瞑想が苦手な人もきっとセドナのボルテックスでは静かな自分と出会えることでしょう。

数えきれないくらいに点在するボルテックス……、ぜひ自分のボルテックスを探してくださいね。たくさんのセドナのスピリットに感謝です。

 

いつもありがとうございます。

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