木内麗子のイギリス HAPPY☆探し 第103回★自然の恵みルイボスティー 

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第103回★自然の恵みルイボスティー 
 

夏休みが終わり、風も少し涼しくなり始めた今月は、イギリスで愛されるルイボスティー (Rooibos tea)をチェックします。

紅茶の国イギリスで100年以上愛され続けているルイボスティーのブランドといえば「チックタック・ルイボスティー (TICKTOCK Rooibos tea)」。

南アフリカの険しく美しいセダーバーグ山脈で育つルイボスティーは、ノンカフェインでポリフェノールも豊富。

現地先住民の間では、不老長寿のお茶と親しまれていたのだとか。

この素晴らしいお茶に出会い、イギリスに初めてルイボスティーを紹介したベンジャミン・ギンズバークは1903年に「チックタックティー」を創業し、現在も創業当時の製法を継承しながら、家族経営でハイクオリティなルイボスティーを販売しています。

 

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素朴な甘さとすっきりとした後味が特徴なルイボスティー。

 

「チックタックティー」では、オリジナル・ルイボスティーはじめ、アールグレイ、バニラ、グリーンティーなどのフレーバー展開もあり、英国各地のスーパーでお手頃価格で販売されています。

寒い季節へと向かい、温かい飲み物がだんだん恋しくなるこの時期。

紅茶やコーヒーも美味しいけれど、ほんのり甘みを感じるルイボスティーで、ほっと一息してみませんか?       

 

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ルイボスティーのルイボスはアフリカの現地の言葉で「赤い茂み」と言うそうで、イギリスではルイボスティーはレッドブッシュ・ティーとも呼ばれています。こちらも人気の「ドラゴンフライ・ティー(Dragonfly tea)」のオーガニック・アールグレイ・ルイボスティー。爽やかなベルガモットの香りに癒されます。ちなみに英国で古くから愛されるアールグレイティーのアール(Earl)は伯爵を意味しており、アールグレイティーはイギリスの元首相であり紅茶通でもあったグレイ伯爵にちなんで誕生したそうです。 

 

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