前回は、テンペという食品に出会ったこと、真空パックのテンペを購入したが、中が少し黒くなっていたので、一刻も早くテンペを料理することに決めたところまでお伝えしました。
今回は、いよいよテンペでお料理です。
「煮る・焼く・炒める・煮込む・揚げる・そのまま」何でもOKなテンペ
テンペの調理方法はびっくりするくらい幅が広いです。その為、どのように調理しようか迷いました。逆を言えば、もっと身近で手軽に親しみのある健康食品として広がっていく可能性も大きいです。テンペひじき、テンペのお味噌汁、テンペの厚焼き卵、テンペハンバーク、テンペピザ、テンペカレーと自由自在です。テンペはクセがないからこそ、さまざまな味付けや料理に応用することが可能なのです。
照り焼きテンペに挑戦!!
さて、前回の続きです。テンペの黒くなってしまった部分だけ薄く切り落として料理することにしました。
今回は【テンペ・レシピ】で検索したら出てきた照り焼き味のテンペに挑戦することにしました。しかし、あまり美味しく作ることができませんでした。
もちろん、残さず全部食べましたが、テンペの匂いが残っていて、レストランで食べたような「うわ! 美味しい!!」という感じではなかったのです。
レストランで食べた味を再現したい!! テンペ揚げに挑戦!!
照り焼きテンペは失敗しましたが、次こそは発酵食と有機野菜レストランで食べた、あの美味しいテンペを食べたい!! と思いました。
後日、今度はテンペを油で揚げてみることにしました。
レストランで食べたレベルの美味しさではないですが、それなりには美味しく出来上がりました。
また、テンペの匂いもありませんでしたし、食べやすかったです。
テンペは、やわらかくなった食感が、お肉にも似ているといわれています。実際にテンペ揚げはお肉のようになりました。
たくさん作ったので、次の日も温めて食べましたが、美味しかったです。
はじめてテンペでお料理される方はまず、揚げてみることをおすすめします。
納豆が苦手でもテンペなら食べられる?
インドネシアの納豆とも言われているテンペですが、日本の納豆が苦手な方でも食べやすいと思います。
テンペには糸をひく粘りや、納豆ほどのクセのある匂いはないです。
わたしが日本にいた時、納豆の匂いが苦手なヨーロピアンの友人がいました。だから、納豆は苦手なヨーロピアンが多いことは想像ができました。
しかし、イギリスに来て、わたしの手作り味噌の匂いも臭い! と言われて驚きました。味噌ってそんなに匂いが気になるのかな? と思わず味噌の匂いを確認したほどです。そんな味噌の匂いすら苦手なヨーロピアンでも、テンペの匂いは大丈夫みたいです。
美味しく食べていました。
癒し効果まであるテンペ!!
テンペには癒し効果まであるそうです。GABA(ギャバ)・イソフラボンが含まれていて、特にアミノ酸の一種であるGABAは「低ストレス」「いやし効果」などで注目されているそうです。ぜひ、皆さんもテンペを食べて癒されて下さい。
いかがでしたか?
栄養満点、美容、健康にも抜群! 様々な料理に応用可能な万能食材のテンペにこれからも注目したいと思います。
《仲谷めいさんの過去記事はコチラ》
https://www.el-aura.com/nakatani20160201/