神さまに導かれ、4か月で人生を劇的に変える~心と身体の引き寄せの法則 シンデレラになれなかった悲しい過去 Vol 30~

引き寄せ

幼稚園の頃の私(以下略チビユリ)は、とにかくシンデレラになりたいと思っていました。
その頃リカちゃん人形・ジェニファーちゃん人形などお姫様や可愛い女の子にはまっていました。
「絶対にシンデレラに立候補する!」チビユリは嬉しそうに張り切っていました。
そして配役の日、先生が「シンデレラになりたい人??」と言った瞬間に、手が硬直してしまいました。

挙げたいのに挙げられない。
友達が次々にシンデレラに立候補していました。
「他には??」と先生が最終確認しているのに、どうしても手を挙げられないのです。
そして手を挙げられないまま、シンデレラの役はじゃんけんとなり、他の友達がシンデレラに決定していました。
その瞬間、泣き崩れそうなチビユリでしたが必死に涙をこらえて、兵士の役に立候補していました。

兵士の役は人気がなく、すぐに決まりました。
そして劇の当日、苦笑いをしながらシンデレラの中の兵士をするチビユリがいました。
その映像が脳裏に溢れてきた時に、またハッッと目が覚めました。

女将さんの食事改善を始めて、本当の自分に戻っていくと、夢でどんどん忘れていた記憶が蘇っていくのです。
目が覚めると、顔には大粒の涙が溢れていました。
チビユリの苦しかった気持ちが今の私とリンクをして、朝目覚めても涙が零れ落ちてきました。
「そうだ、私はあんなにもお姫様になりたかったのに、なれなかった……」
その事実に気が付いた時から現実でおかしな出来事が起き始めました。

今までの私は、周りの人から「お姫様みたいだね!」なんて言葉はかけられたことがありませんでした。
でもあの記憶を思い出した時から、急に周りの人から「ユリさんってお姫様みたいだね!」
「前世お姫様だったんじゃない!」「あなたはイギリスのお姫様だったよ!」
「ユリは前から思っていたけど、姫っぽいよね~」
と次々に「姫」というキーワードを現実世界で言われるようになったのです。

この現実に、私は目が回りそうになりました。
「今まで人生で姫なんてキーワードは全く出てこなかったのに、この1週間で「姫様」と10人の人から言われ続ける不思議な現実……。脳内を読み取られている!? 思考が現実化している!? 世界は私が創り出している!?」
脳内がぐるぐると回り始め、クラクラとしてきました。

この世界は私の意識の反映なのではないか? その時はノートに書いて、でもすぐに打ち消しました。

「そんなわけない。おかしい。今日はもう眠りにつこう。」そう決めてまた眠りについた時に、チビユリが夢で現れました。

彼女はまだ泣いていて、リカちゃん人形のお洋服を全部脱がして、そのまま宝箱にあんなにもはまっていたお姫様たちをしまいました。
まるで苦い記憶を消し去るように、ギュッと宝箱に鍵を閉めて。
そうしてチビユリはその鍵を開けることはありませんでした。

彼女はその時こう思ったのです。
「お姫さまなんて所詮おとぎ話だ。私がなれるわけなんてない。」

そうして私は、その後男の子のように外でサッカーをしたり、遊具で遊んだり、女の子とはお姫様とはかけ離れた私になっていったのでした。

そしてそれが潜在意識に知らない間に無意識に入り込み、私は長年「なりたい私」に自ら鍵をかけていたことが分かったのです。
チビユリがかけた鍵をようやく私は開ける瞬間が近づいていました。

どんなにあなたの心が悲しんでいても、信じ続けていればあなたの望む夢は叶うわ。
No matter how your heart is grieving, if you keep on believing, the dream that you wish will come true.
~シンデレラ~

上野ユリ

 

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