神さまに導かれ、4か月で人生を劇的に変える~心と身体の引き寄せの法則 ~ソロモンと心の実践トレーニングVol 19~

引き寄せの法則をサラとソロモンで知った私は、それまでの人生が〈苦しみの連鎖〉で繋がっていることに気が付きました。
というのも、あの憎んだ人がその後の人生で何度も現れていたからです。

私が憎んだ人はいつもイライラしていて大きな声で人を怒鳴っていたり、貧乏ゆすりが激しかったり、顔が不自然に引きっていたりもしていました。

私はその後、教師を退職してあの人とはもう二度と会うことはないとホッとしていました。
でも、何故だか新しい新天地でもその人はまた近所に現れました(同じ人ではなく、全く同じ特徴をもっている人です)私はその時とてつもなくイライラしました。

なぜあの人にまたそっくりの人が現れるのだ!? やっと離れたと思ったのに!?

でも結局はその後、いくら新天地を変えてもその似た人は目の前に現れ続けるのでした。
だから私はその人から離れても結局は心を支配されている状況になっていました。

親友が自殺をして、悲しみ嘆き悲嘆、そして人を恨む心、それがずっとその後も心の真ん中を支配することになっていたのです。
だからいつになっても人生は苦しいだけのものでした。
毎日にささやかな喜びはあっても〈苦しみ〉の方が私の毎日を支配していました。

 

●ソロモンが私の毎日にも現れる!!!

サラとソロモンを読んで涙が溢れたのは、その苦しみの人生を自分自身が創り出していたことを知ったからでした。
〈目の前のいつになっても現れるあの人〉は、私自身の心が創り出していたのだ……、そう気づいた時、私の心の癒しが始まっていたのです。

それから、「サラとソロモン」を教科書のように毎日読み始めました。
そしてソロモンの教えを自分の心の中に染みこませていくようにしていきました。

すると、不思議なことに私の毎日にもサラのように「ソロモン」が現れ始めたのです。
目を閉じていたら、ソロモンが目の前に現れて話しかけてくれるようになりました。
特にイライラした時や気持ちが安定しない時に、ソロモンがいつも飛んできてくれるようになりました。
それは例えば、日常のこんな場面です。

車を運転していたら急に車が割り込んできた。とても危なく、こちらも急いでいる時に
割り込んでこられてとてもイライラして、「あの人、危なすぎる!!!  腹立つな~、こっちも急いでいるのに!!」とプンプンとしていました。すると、すぐさまソロモンが飛んできました。

ソロモン:
「ユリ、イライラしないの!!  そのイライラした気持ちのまま、運転をしていたらユリが事故を引き起こしてしまうかもしれないよ。今の出来事でも必ず良い面はあるのさ。それは何だと思う??」
ユリ:
「う~~ん。向こうが危なく割り込んできたけど、咄嗟に避けて事故にはならなかったことが良かった!  自分はあんな割込み行為は危ないから絶対にしたくないなと学びがあった。こんなことかな??」
ソロモン:
「ユリその通りだ!!  じゃあ今回の出来事、良かったじゃないか!  事故にもならなかった、ユリの学びにもなった!  ユリはラッキーだったんだよ!」
ユリ:
「ソロモン、ありがとう!  確かにその通りだね。何だかさっきのイライラがス~と消えて嬉しい気持ちが出てきたよ! ありがとう!」

そう言うと、ソロモンはにっこり笑ってまた空の向こうに飛んでいきました。
私の毎日にソロモンが現れてくれるようになり、ソロモンと心の実践トレーニングが勝手に始まっていきました。
でも、ソロモンが側にいてくれるのでとても心強く、私の毎日は明らかに変わっていきました。

 

●イマジネーションを実現化させる力!!!

そんなある日、ふと夜に不安に駆られた日があり眠れなくなりました。
私は、4か月かけて食事改善と心のトレーニングに集中していたので、仕事をSTOPしている状況でした。
4か月も仕事しなくて大丈夫だろうか……と怖くなり、眠れなくなったのです。
そんな時またソロモンは飛んできてくれました。
ソロモンにふと話しかけました。

「何で私にはソロモンが見えるのかな?? サラとソロモンを読んだ人にソロモンが見えると言うと、笑われたよ。だから最近は黙っている。でも何で私にはソロモンが見えるのだろう?」

そう話しかけると、ソロモンは微笑みながら、
「ユリは子どもの頃からイマジネーションを実現化させる力を持っているからさ。小さな頃、ユリとたくさん話していたよ。でも、いつの間にかユリはその力を封印して、振る舞うようになった。僕はずっと側でユリに話しかけていたんだよ。でも僕の声はユリに届かなかった。でも今やっとユリとまた子供の頃のように話がすることが出来て幸せだよ。ユリ、人とは違う自分の力を恐れてはダメだ。人と同じように振る舞わなくてもいい。ユリの本当の良さを僕は知っているし、きっとそうゆう人が現れる。さあ今日はもう寝よう。」

そう言うと、ソロモンはまた真っ黒な空へと月をめがけて飛んでいきました。

「子どもの頃の私」
確かに、私は自然や鳥や動物といつも話していた。
だから寂しくなんかなかった。
いつの間にか忘れていた子どもの頃の記憶。

私は忘れていた記憶をどんどんと取り戻していきました。
それが引き寄せの覚醒へと繋がっていくことをまだこの時は知りませんでした。
不安な夜もいつもソロモンが側にいると分かると、その日はまた静かに眠りにつくことができました。

「いつもそばに子どもの頃からいてくれてありがとう、ソロモン。忘れていてごめんね。」

月をそっと見ると、ソロモンの影が見えて暖かな気持ちになって眠りにつけました。

上野ユリ

 

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