神さまに導かれ、4か月で人生を劇的に変える~心と身体の引き寄せの法則「RE:START」vol5 ~

女将さんの過去を知ったあとは、不思議と暖かい気持ちがこみ上げてきた。
親友を自殺で亡くした日から、気が付けばずっと頑張って頑張って、気持ちを奮い立たせて生きてきたことに気が付きました。

うるっときそうな私の顔を見て、女将さんはにっこりと微笑みました。
「大丈夫。ユリさんはもうたくさん頑張って生きてきたから。
もう幸せになっていいのだよ。」

昨日は、あんなに大雨だったのに、今日は不思議と晴れた空だった。
暖かな木漏れ日がまるで、祝福するかのように旅館に光が差し込んでいました。

 

●ついに始まる身体の内側から人生を変える4か月

そして、女将さんは私の食事の問題点をアドバイスしてくれました。
まず、その中でも大切だったのが、ご飯とお味噌汁でした。

私は、スーパーで買った玄米とお味噌を使っていました。
毎日必ず、お味噌汁と玄米を食べていました。
だからそれのどこに問題があるの?? なんて、不思議な気持ちでいました。

きっと私のような方はたくさんいると思います。
スーパーマーケットではたくさんのお味噌とお米が販売されていますもんね。
でも、そのたくさんある商品の中から「本物」を選ばないと、身体にとっては全く良い事はなかったのです。

私は、女将さんから飲ませてもらった神さまのお味噌汁の正体を教えてもらいました。
女将さんは、出汁と味噌をお取り寄せで使っていました。
出汁は、粉末の出汁です。
そしてお味噌は山形県のお味噌でした。
意外なことが、出汁を「昆布・煮干し」で取っていないことでした。
私の旅館のお味噌汁のイメージは、「煮干しと昆布」からしっかりと出汁をとるお味噌汁だと思っていたからです。
そういう事も実は、「思い込み」の世界ですよね。
「昆布と煮干し」から出汁をとればOKだと勝手に思っていて、なぜOKなのかなんて、私は考えたこともなかったからです。

女将さんはその事をしっかりとお話してくれました。
昆布や煮干しは、出汁の取り方が難しく、また煮干しの場合、そもそも、煮干しそのものが酸化されている魚なので、酸化された魚から出汁をとることは、そんなに身体によくないということでした。

女将さんがお勧めしてくれた出汁は、スーパーマーケットでは一度も見たことがない出汁でした。
ただ粉末であり、使い方も簡単であるうえに体にとってもBESTという事は、とても嬉しい事実でした。
粉末はあまりよくない、昆布と煮干しの方がいいと勝手に思い込んでいた食に関する思い込みが一つ壊れていきました。

 

●お味噌と出汁からまずRE:STARTする。

「毎日、続けられることが大切なのよ!」と女将さんが語りかけてきました。
「ユリさんが毎日、昆布と煮干しで毎日丁寧にお出汁をとれる??
栄養分を逃がさないように、お出汁をとることはとても難しいことなの。
そして、一週間の内たった1回、それをしたところで身体にはよくないの。
毎日、きちんと適切な栄養分をとらないと、1カ月の内たった何回かだけ、
良い食事をしても全く意味がないのよ。
ユリさんの身体がボロボロになったのもその要因が結構大きいわね。
立派な食事をたまに作ってみて、それで満足していなかった?
私は、きちんと自炊をしていると思っていなかった?」

女将さんからそう言われて、私はギクリとしました。
女将さんの言う通りだったからです。

自炊をしているとは言っても、手抜きの日もたくさんあったし、面倒くさいから一日一食の日もありました。
そして、生理前になると無性に「コレ」だけしか食べたくないという日がありました。

それは、レモンだったり、甘いケーキだったり、焼き芋だったり、キムチ鍋だったり。
1カ月の中で生理前・生理中はあるものだけを食べ続けていたりしました。
でも、周りの友達もそんな子が多かったので、「生理前アルアル」のようでそれが自然現象なのだとも思っていました。

「毎日続けられることじゃないと意味がないの。
でもね、このお味噌と出汁は本当に身体に良いものしか含まれていないの。
添加物・着色料も何も含まれていなくて、本当に質が高いものなのよ。
なのに、簡単にお味噌汁を作れる! 例えば、出汁をお椀に入れてもやしか何かを入れて、
お湯を注ぎ、味噌をその中で溶く。それでもOKなのよ!
これなら忙しい日でもできるでしょう??」

そう言われて本当に嬉しくなりました。
確かにそれなら小腹がすいた日でもできるし、簡単だから続けられそう。
私は早速その場で、お味噌と出汁をまずは注文しました。
この旅から帰るとその商品が届いていると思うとわくわくしました。

女将さんはニコニコ笑いながら言いました。
「ユリさんは、素直だからよろしい!!!」

 

●玄米はなぜ身体にいいのか知っていますか??

本当に体に良いお味噌と出汁を知った私は、とっても嬉しくなりました。
今までスーパーで何を選べばいいのかも分からず、とりあえず「無添加・着色料なし」の表示があるものを選んでいたからです。
そして、それは味噌と出汁だけではなく、お米もそうでした。
雑誌やテレビで「玄米は健康にいい! 白米より玄米!」そんな言葉は、見たことがあると思います。
モデルさんや美容家の食事紹介でも「玄米・雑穀米」を食べています。
そんな方はとって多いから、また私は、玄米を食べていれば身体に良いのだと思っていたのです。

でもそこでもなぜ玄米は身体に良いのか? また玄米の中でも「本物」を選ぶ力がなければ、意味がなかったのです。
玄米は確かに白米より栄養が高いのですが、処理をきちんとしないと栄養がきちんと取れないということでした。
そして、そのお米を育てる段階で農薬を使って育てたお米だと、いくら玄米でも意味がないという事実。

私はいつも色々なことを自分で考えず、鵜呑みにしすぎていたと恥ずかしくなりました。
これがいい! とテレビで言われれば、何も疑いももたずスーパーで選んでいた自分。
だから、こんなに身体がいつのまにか内側からボロボロになっていた事を知りました。

そして女将さんが進めてくれた玄米は、山の中で、無農薬で育てている玄米でした。
「山の中で育てていて人の手も介入していないから、
当然砂利などはまざったりもしているけれど、洗ったらすぐにとれるから。
この玄米はもう処理もいらず、すぐに食べられるから続けることができるでしょう??
玄米の難しいところは、きちんと水でお米を長時間浸水させていないといけないところ。
でも、それだと毎日難しいからね。」

女将さんは、ただこれが良いと進めるのではなくて、なぜこれが良いのか? ときちんと一つ一つを正しい栄養学の知識をもって教えてくれるので、本当に有り難かったです。

そして、難しいことをやれ! というのではなく、毎日無理なく続けられる食事。
私はやっと正しいお味噌と出汁、お米の知識を知ることが出来ました。

そして何よりも女将さんはその商品を私が買ったところで、1円も利益はありません。
ただ本当に質の高いものを売っている食品を教えてくれただけです。
自分の利益も見返りも何も求めず、ただ初めて会った私の身体を心から心配してくれて、教えてくれる、この世界にはこんなに暖かい人がいることがとっても幸せになれました。

ただ情報を鵜呑みにするだけでは、この世界に踊らされてしまいます。
今こそ、自分が「正しい情報」をつかみ取っていくリテラシーこそ、求められていることを実感しました。
私のRESTARTの日は雲一つない快晴の日でした。

上野ユリ

 

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