Ⅺ宇宙の法則~身体・心・魂を健やかにする食事~フード(風土)ヒーリング!

ご飯をしっかり食べているだけで、こんなに野菜を食べて、栄養がとれている事になるんです。美味しいご飯をたっぷりと食べて下さい。

デンプンの鎖には2つの性質があり、アミロースとアミロペクチンです。口の中の唾液のジアスターゼと言う消化酵素で鎖を切っていくとオリゴ糖になります。よく噛むとご飯が甘く感じるようになるポイントです。腸内ビフィズス菌を元気にして健康な腸を作ります。

ご飯には野菜の食物繊維よりも、たくさんの食物繊維があります。植物の細胞には、細胞壁を構成する糖質と、植物細胞に含まれる糖質の2種類があります。
細胞壁という食物繊維を持っているのは植物だけで、動物にはありません。
ご飯には、細胞壁と細胞内から溶け出た水溶性の植物繊維の、おいしいネバネバ物質と、歯ごたえのある水に溶けにくい食物繊維の2種類で構成されています。

水に溶けにくい食物繊維の役目とは、発癌性物質を抑え、大腸癌を防ぐことです。
善玉菌を増やすので腸内環境を改善し、水銀などの毒素を排泄するためデトックス作用があります。よく噛むことで虫歯の予防にもなるそうです。唾液の多い子供は元気いっぱいという事は昔から言われています。唾液は殺菌作用もあるからですね。

そしてもう一つの食物繊維が水溶性の食物繊維です。ご飯を炊くと粘りが出ますよね。
ご飯にはこのネバネバの粘性と、保水性があります。糖分の吸収速度を緩やかにして、食後の血糖値の急激な上昇を抑え、脂肪の吸収まで抑えてくれます。さらに血中コレステロール値を減少してくれるのです。

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~他にもある栄養~幸せホルモン

ご飯の主成分は、炭水化物で脳と体の組織を動かすためのエネルギー源です。
では白いご飯150gの一杯のお茶碗の中にどれだけの栄養があるのかな?

エネルギーは222カロリーでハンバーガーより低カロリーです。糖質は47,6gで身体のエネルギー源として働きヒジキの100g分にあたります。脂質は身体のエネルギー源で食パンの1/3枚分、ビタミンB1は身体の調子を整えキャベツ100g分、ビタミンB2は美肌を作る大根100g分、ビタミンEは細胞や血管の若さを保つゴマ小さじ8杯分、カルシウムは骨や歯を丈夫にするプチトマト3個分、鉄分は貧血防止でトウモロコシ1/3本分、マグネシウムは肩こりなどを防ぐ焼き海苔2枚分、食物繊維は便秘を防ぐセロリ50g、亜鉛は皮膚の再生を補助しアーモンド20個分、植物性たんぱく質は、植物性食品の中でも栄養価が高く、筋肉や血液など体を作ります。例えると、牛乳130㏄になります。

ご飯の中には、リンが適量入っています。リンの性質は、骨の形成に必要なミネラルで、ご飯の場合は、ほっとするおいしさを感じ、穏やかな心や安心感、柔軟性を生み出します。
リンにはエンドルフィンという至福感覚の脳内麻薬物質を出す事が知られています。

ご飯をしっかり食べているだけで、こんなに野菜を食べて、栄養がとれている事になるんです。美味しいご飯をたっぷりと食べて下さい。
たったこれだけで幸せホルモンで、過ごせるとはなんと有り難い事でしょう。

次回Ⅻは、

ご飯の糖質と砂糖の糖分の違いについてです。

久恵流フード(風土)ヒーリング♡クッキングサロン玄水円:吉田久恵
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