今年の春はどこにお花見に出かけますか?
花粉症や鼻炎アレルギーの人はお花見どころじゃないかもしれませんが、
今年はピンクの桜をポカポカ陽気の日に見たい気分です。
といっても毎年花見の季節はまだまさ寒いんですよね。
こんにちは。エステテシャン・リンパセラピストのM.machikoです。
今日は、花粉症の時期にいつも頼りにしているハーブがあるのでご紹介します。
それは、『エキナセア』と『セージ』です。
■チンキ剤として活躍してくれる『エキナセア』
風邪予防に効果があると知られているエキナセアは、ハーブティーでも手軽に飲むことができますよね。
でも私はチンキ剤を作って、いろんなことに活用するのが好きです。
たとえば、うがい薬や化粧水、湿布やパックなどのコスメに、そして、ハーブティーに入れたり、残ってしまったチンキはハーバルバスとして活用できます。
チンキとはハーブをアルコール度数の高いお酒に数日間浸して、ハーブの成分を抽出させた液体のことです。アルコールが入っているので子どもには要注意ですが、沸騰してアルコールを飛ばせば安心して使うこともできますよ。
また、アルコールなのでハーブの水溶性と脂溶性の成分が両方とも抽出されて、高濃度のハーブ液になるのも素敵なところ。
簡単に作れて長く保存もできるので、一回作れば重宝します。
*自分でつくる場合はこちらを参考にしてみてください。
・エキナセア(ドライ) 10グラム
・ウォッカ 200ミリリットル
・保存用のビン
1、ガラス瓶にエキナセアとウォッカを入れて、フタをしてハーブがひたひたになるようにします。2、1日1回はビンを振ってよく混ぜます。これを約2週間続けます。(日の当らないところで保管します)
3、2週間経ったら茶こしでエキナセアを取り出し、エキスだけを別のビンに入れ替えます。
使用するビンはスポイト付きだと便利ですよ。
※冷蔵庫保存で約1年。ハーブティーなどに入れる場合は、2〜5滴程度が目安です。
■お部屋の空気をリフレッシュ、浄化のハーブ『セージ』
セージは殺菌、抗ウィルス作用のあるセージを使ったルームスプレーでお部屋をクリーンにしてくれます。精油を足して使えば、香りの効果も楽しめますよ!
*自分でつくる場合はこちらを参考にしてみてください。
・セージ(フレッシュ) 4〜5センチを1本
・セージ(ドライ) 小さじ山盛り1
・無水エタノール 10ミリリットル
・精製水 90ミリリットル
(香りづけに)
・レモン精油 5滴
・ティートリー精油 15滴
・スプレーボトル ※150ミリリットルほど入るくらいのもの
1、ティーポットにセージ(ドライ)を入れて、沸騰したお湯を注ぎ約5分ほど蒸らします。茶こしでハーブの抽出液を作ります。
2、1をスプレーボトルに入れます。
3、無水エタノールを入れます。
4、精油を加えます。
5、セージ(フレッシュ)を入れます。
※手作りスプレーなので、冷蔵庫保存で約1週間以内に使い切ります。
また、ドライセージを焚くとお部屋の邪気を祓ってくれます。
煙がモクモクするので外出前に焚いて出ると煙くないですよ。
「なんとなく悪い気を感じる……」、「嫌な虫が出た!」というときには必ず焚いています。
バルサン見たいな感じですがセージを焚いた後は厄払いをしたように気分がいいです。
エキナセアチンキをつくるときは抽出期間2週間とられるので早めの準備がおすすめです。
今から作って花粉の時期に活用してみてくださいね♡
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