大ヒット「グレイテスト・ショーマン」から得られる、“ありのままの自分”を愛するパワー!

映画は最高のセラピー! 大ヒット映画をテーマに、潜在意識の仕組みと、ネガティブなブロックを打ち消す効果に迫ります。

・ハリウッド映画のパワーを潜在意識に活用!

こんにちは! 心理セラピストの似鳥陽子です。

2018年でただいま、断トツの人気を誇っている映画「グレイテスト・ショーマン」。
かくいう私も、もう3回観にいっており、スクリーンで何度も観たい映画です。
その理由は、作品として素晴らしいのは言うまでもないのですが、この映画が潜在意識に働きかける効果を、セラピストとしてもフォーカスしているからです。

私たちの潜在意識には、過去の体験や記憶による、さまざまなプログラムが自分で気づかないうちに設定されています。
その体験が自分にとって、衝撃的なものであったほど、または、何度も繰り返されたものであるほど、設定されたプログラムは強固なものとなります。
それがポジティブなものであるならば良いのですが、ネガティブなものであった場合、自分らしく幸せに生きることへの障害になってしまいます。

強固なブロックを解放するため、過去の記憶や、時には前世の記憶にまでさかのぼっていくセラピーの事例は、今まで何度も「トリニティ」で紹介させていただいてますが、ほかにも有効な方法がいくつかあります。
そのひとつが「言葉の力を利用すること」、そして「自分の感情を大きく動かすこと」です。

(画像/映画オフィシャルサイトより)

 

・ブロック解放の鍵は、「言葉」と「感情」に

自分の「想い」を、紙に書いたり、口で発するなど、具体的に「言葉」として表現すると、その実現パワーは数倍になります。
「私なんかどうせダメ」、「うまくいきっこない」、「私は運が悪いの」……こんな言葉を、無意識のうちに言ってしまっていませんか?
だとしたら、潜在意識に、何らかの思い込みブロックが設定されている可能性があります。

けれども、今まで、「どうせ自分は……」と自信がなかったのに、いきなりポジティブに転換するのも、無理を感じてしまいますよね。
それを助けてくれるのが、音楽や映画です。

「グレイテスト・ショーマン」の主題歌「This Is Me」には、何度も、「これが私」「大丈夫」という言葉が出てきます。

プレジデントオンラインの記事『大ヒットする映画は”偽善批判”を恐れない 「見世物小屋」で大作に挑む覚悟』でもレビューされていますが、本編のストーリーは、日本で言う「見世物小屋」の話です。
フリークスと呼ばれる、畸形を持つ人々が、自分への誇りと愛、未来への希望を取り戻していくミュージカルです。
こういったデリケートな題材を、豪華絢爛なエンターテインメントに昇華し、出演者にスポットライトを浴びせるハリウッド映画の懐と底力はほんとうにスゴイですよね。

映画の中には評論家が出てきていて、「悪趣味」「ペテン」とこき下ろされてますが、実際の評論でも「偽善的」「ご都合主義」と評されていたそうです。
その評価を、観客の口コミで、興行成績をひっくり返したというのもすごいエピソードで、アメリカ初だということです。

さきほど、ネガティブなブロックを解放するには「言葉のパワー」を使おうと書きましたが、もうひとつ大切なのは「感情」を動かすこと、つまり、感動することです。

「ハンデや差異を、個性と評価せよ」

一歩間違うとキレイごとに聞こえるフレーズを、登場人物たちが華麗に実証してくれています。
彼らが歌う「This Is Me」(これが私)ほか、たっぷりのポジティブワードが、上映時間106分の間に何度も何度も、胸に叩き込まれ、潜在意識にすり込まれていくのです。

私たちも誰でも、人との差異を抱えて生きていますよね。
それは、見た目だけのことではなく、内面の差異で悩む方もいるでしょう。
闇が深いほど、反対側にある光は強く照らしています。
悩みの深い人ほど、疎まれて生きてきた人々が、ハンデを乗り越えて輝いていく姿への感動は大きいことと思います。

まだまだ、私たちにもたくさんの可能性がありますよ。
さあ、輝いていきましょう!

というわけで、私もまた観に行きますよっ。

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