自分でわかる「前世」を感じるコツ

「なぜ、私はこうなんだろう」と無意識のうちに行ってしまう、自分の思考や行動のパターン。その原因が、今の人生の体験や記憶よりも、もっと深いところにある場合があります。

トリニティ読者のみなさま、こんにちは! ライターから40歳で電撃転身し、人生を加速する潜在意識活性コーチ&セラピストとして活動する似鳥よーこりんです。このコラムでは、自分の本質や魂の記憶と繋がることで人生が好転した方々の実話や、潜在意識の読み解き方などをお伝えしていきますね。

 

前世を知ることが自身の健康に繋がる

いきなりですが、「前世」って信じますか? 私が、前世を信じるきっかけになったのは、前職の編集者だった時に、チベットに取材へ行った経験からなのですが(そのエピソードはとても濃ゆいので、また別項にて!)、私が行っているセッションメニューの中でも、「前世療法」は、とても人気の高いメニューです。

「前世って、ほんとうにあるの?」

「なんだか、あやしくない??」

そういった、ごく当たり前の疑問に対し、通常、ヒプノセラピーの授業では、「前世が本当にあるかどうかは重要ではなく、そこからクライアントの悩みの改善に必要なメッセージを受け取ることが大切である」と教えられます。

それが通常ではあるのですが、私は、先日出版された『最新!トランスパーソナル心理技法』(諸富祥彦、日本トランスパーソナル学会・コスモスライブラリー)の「前世催眠療法」の項にて、クライアントさんに行った実際のセッションから、前世を知ることによって健康状態が良くなったり、不思議な出来事が起こった例などの興味深い事例をいくつか紹介しています。

 

前世でわかる、自分の思考パターン

ヒプノセラピーによって、潜在意識に眠っている自分の前世の記憶に触れると、深い癒しや変化が訪れます。その研究は、ずばり『前世療法』(PHP研究所)を世にデビューさせた、ブライアン・ワイス博士によっても明らかにされています。

「なぜ、私はこうなんだろう」と無意識のうちに行ってしまう、自分の思考や行動のパターン。その原因が、今の人生の体験や記憶よりも、もっと深いところにある場合があります。

たとえば、狭いところが怖いという、閉所恐怖症の傾向を持つクライアントさんが前世療法を行ったところ、お姫様だった前世が出てきました。彼女は国政が不安定になった時、狭い地下牢に捕らえられて生涯を終えます。その時の記憶が、閉い場所への嫌悪や恐怖、不安の原因になっていたのです。

そういったわけで、前世の記憶には、さまざまな体験や感情が封印されています。もちろんそれは、怖いもの、悲しいものだけではなく、楽しかった、幸せだった記憶、ソウルメイトの記憶なども含まれています。その記憶や感情を解放すると、さまざまな変化が起こっていくのです。

 

自分のアンテナで感じる前世の記憶

さて、そんな「前世の記憶」ですが、自分のアンテナを磨いていると、ヒプノセラピーほど明確ではありませんが、感じ取ることができます。その、ちょっとしたコツをお伝えしますね。

 

・「行きたい」「気になる」と思ったところへ、直感のままに行動する。

一度も行ったことがないのに、なぜか気になる場所、惹かれる場所や物は、前世の記憶が導いていることが多々あります。

 

・「懐かしい」「初めてな気がしない」という感覚を大切にする。

初めてなのに、なぜかそんな気がしない人や場所、数回しか会ってないのに、すごく仲良くなる人っていますよね。そんな「懐かしい」という感覚や、細胞がざわっと震えるような感覚を感じたら、「気のせいかな……」と思わないで、大切にしましょう。

 

いかがでしょう。「前世を知ったところで、今の人生に何の関係があるの?」と思うかもしれませんが、前世の記憶とは、自分の魂の縦軸である「時間軸」だと、私は捉えています。その時間軸の記憶がネックレスのように繋がっていくと、今の人生のミッションが明確になり、さまざまな引き寄せやサポートが起こってくるのです。

ちょっと意識を変えるだけでも、変化が起こっていきますので、気軽な気持ちで、アンテナを立ててみてはいかがでしょう。人生がもっと楽しくなりますよ^^

 

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