「2nd International Day of Yoga」イベントが6月19日に東京・銀座の中央区立泰明小学校で行われました。
当日の朝は、梅雨の間の晴れた青空と澄み渡る空気で、お天気にも恵まれた日でした。歴史的建造物としても美しい泰明小学校に入ると、多国籍な方々が集まり、会場はインドのゆったりした和やかな雰囲気。
「国際ヨガの日」のロゴマークである「調和と平和のシンボル」のついたTシャツを着た人々の顔にはすがすがしい笑みがあふれていました。
夏至の太陽パワーで宇宙と繋がる
「国際ヨガの日」は、インドのナレンドラ・モディ首相の提案により国連が制定した国際行事です。記念すべき第1回目である2015年6月21日には、世界192か国で様々なイベントが行われました。
6月21日は、夏至であり、太陽のエネルギーが最も高まる日。
太陽に感謝をする太陽礼拝というヨガのポーズがありますが、ヨガと太陽は関係が深そうです。ヨガやTM瞑想を実践すると、宇宙と繋がり、平和や調和を内側に感じることができるようになるそうです。日々をその状態で過ごすことで、生活に平和が訪れたら、実践している方だけでなく、家族や周りの人々にも良い影響が出ることがあるとのこと。
ヨガへの熱い思いを胸に
当日は、スジャン・R・チノイ駐日インド大使をはじめ、ヨガの普及に尽力される方々から、ヨガへの熱い思いが語られました。
「ヨガは、病気の予防、健康の増進を促します。心を落ち着かせ、すべての人に調和と恩恵をもたらします」~スジャン・R・チノイ駐日インド大使
「内なる落ち着きを体験し、平和や喜びを感じ、問題が解決することもあります。毎日少しずつヨガを日常生活に取り入れてみてください」~Art of Living Foundation Mr. Mohan Gopal(ゴパル)氏
「ヨガは全体的であり、アーサナと呼ばれる体操法、プラーナーヤーマなどの呼吸法、個人や社会の幸福を願うサンカルパ、超越した意識を体験する瞑想法、からなっています。
ヨガで実質的に世界平和を実現することが可能です」~マハリシ総合教育研究所代表理事鈴木 志津夫氏
大勢の人々がヨガで一体に
イベント当日のヨガの講師はDr, Sharma(シャルマ)氏でした。
背筋が凛と伸び、美しい立ち振る舞いが印象的な先生で、声のトーンからも調和を感じました。呼吸と身体に意識を向けることで、簡単に瞑想の状態に入っていくことができました。
会場の人々が一体になった時、「すべての人々が幸せで、痛みから解放され、誰も苦しみませんように」シャンティという祈りの言葉で、ヨガが終了しました。
終始、和やかな会場で、心身ともにリラックスし、ヨガを楽しむことができました。
本日6月21日は、「国際ヨガの日」であり、日本中でもお祝いイベントが各地で開かれる予定です。
皆様も是非、この大切な日に祈りを込めて、ヨガで世界中と繋がりませんか?