ココロセラピストが語る!? めざせ! スーパーバイザー!? ~いや、それ、だたの迷惑だから……~

スーパーバイザー

「いいこというじゃん! その通りだよね!」って思ってくれたら嬉しいです。
自分の意見を言って良かったなって素直に嬉しい気持ちになります。

「はぁ? 何言ってるの? あなたの言ってることって間違ってますよ!」って思ってくれたとしたら、それより良い情報や意見が、きっとあるんだと思います。
意見が無くても、疑問を持てば、その人は自分なりに情報を再考するなり、追及するなりすると思います。
そうすれば、もっと良い何かが生まれるかもしれません。

 

スーパーバイザーを名乗るなら知っておいて欲しいこと!

本当にスーパーバイザーが存在するなら僕は大歓迎です。
では、僕が考えるスーパーバイザーの条件をお話します。

というか、間違ったスーパーバイザーにありがちなことをお話します。
みんながみんな、ってわけじゃないですが、“スーパーバイザー=ヴィラン(敵)”って思われないためにも、意識してくれると嬉しいです。

1. スーパーバイザーは支配者ではない。
スーパーバイザーは威張り腐って良いポジションではありません。自分の知識や経験、アイディアがどれだけ素晴らしくても、それを誰かに強要することは目的としていません。

2. ダメ出しされて喜ぶ人はいない。
スーパーバイザーに限ったことではないですが、ダメ出しが好きな人がいますよね。相手のためを思って「愛あるダメ出し」とか言ってる人もいますが、物には言い方というものがありますからね。時には厳しい意見を言わなければならないこともありますが、人間関係を悪化させたら意味がありませんからね。

3. 頼まれてもいないのにしゃしゃり出ない。
これが職業的な肩書、仕事なら少し違いますが……。相手の思考時間を無視して、しゃしゃりでないでください。相談されたわけでもないのに、あれこれ意見されると、場合によってはまとまりかけていた考えも混乱してしまいます。「それなに? 私を否定してるわけ?」って思ってしまうかもしれません。そっとしておいてあげること、温かい目で見守ってあげることも優しさです。

4. 信頼こそがすべてです。
信頼されてない人と、人は話したくありません。信頼に値しない人の意見なんて聞きたくもありません。正論かどうかも関係ありません。ヒエラルキーが決定しているなら強制力で人間を操ることもできるでしょう。しかしスーパーバイズを目的とするならば、信頼関係を築き上げるのが先決です。信頼されれば、相手の方から話しかけてきます。相談もしてくるでしょうし、意見を求めてくることもあるでしょう。その時こそ、本領発揮です。

スーパーバイザー

 

スーパーバイザーであるために。

スーパーバイザーはカッコいいです。
だからこそ「私、知識がいっぱいあるので」とか「私、みんなのためを思って……」とか、想いは様々だと思いますが、厳しい修練が必要です。

日々、知識や経験を増やしブラッシュアップすることも重要です。
同時に、人間関係を良好にするスキルも磨かなければなりません。
空気を読み、必要に応じてそっと手を差し伸べる。タイミングだって重要なのです。

“おせっかいおばちゃん(orおじちゃん)”が悪人だとは言いません。
しかし、良かれと思っても、心のどこかで相手を支配しようとする気持ちがあったりすると「小さな親切、大きなお世話」になってしまうのです。

もし、スーパーバイザーを目指す人たちが、謙虚に地道に、自己研鑽して、相手を思い遣る気持ちを本当に持ち続けたら、きっと、自称ではなく、誰もが認めるスーパーバイザーになれると思います。

 

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