仲間を大切に! ~ココロセラピストが語る 僕たちはひとりじゃない~

仲間

相手が自分をどう思うかも大事ですが、相手に対して自分がどう思うかの方が大事なのです。
相手を仲間だと思って接していれば、大なり小なり気持ちは伝わります。
伝わらなければ、自分のコミュニケーション能力に改善の余地があるか、相性が悪いのだと思います。
相性に関しては、努力でなんとかなる問題ではないので、ある意味仕方ないのかもしれません。

でも、相手が自分を仲間だと思っていなくても自分が相手を仲間だと思って大切に接することができるなら、それはそれで立派なことです。

 

TATSUMI先生はいつも……

自慢したいわけでも何でもないし、裏があるわけでもないのですが、僕はよく「TATSUMI先生は、どうしてそんなに優しいの?」と言われます。(※もちろん悪い面も多々あるし、指摘されることも少なくないです……)

実際に僕が優しいかどうかは別として。
僕が何を考えて、何を想って人と接しているかを説明します。

至って簡単で、仲間だと思っているのです。
それだけです。

「相手に対して、そこまでする必要あるの?」「TATSUMI先生が結果的に損してるんじゃないの?」「私は、そこまでしてもらえる価値なんてない……」「TATSUMI先生はセラピストだから、そういう態度なんですね……」と、とにかく色々言われます。

色々言われるのですが、僕はそんなに難しいことは考えていません。
好きな人、大切な人、仲良くなりたい人……。
そういう人たちに優しくするのは当然だと思っているだけです。
職業上の延長とか、そういうこともありません。
だってみんながみんなクライエントなわけではないですから。

恩を売りたいわけでもなんでもないのです。
もちろん善意に対して感謝されたら嬉しいです。
軽くあしらわれたら悲しいです。
とにかく、仲間だと思ったら自分から誠意を見せた方が良いと信じているのです。

なかには恩を仇で返す人もいます。
でも、そういう人ばかりではないですし、そういう人が一定数いるという現実も知っていた方が良いです。
それを受け入れた上で、仲間を増やしたり、絆を深めたりしていこうと思う気持ちが大事なのです。

裏があるかどうかという点についても、少しお話します。
裏はありますよ。
ずばり、好きになって貰いたい。仲間だと思ってもらいたい。信頼してもらいたい。
でも、それって、ちっとも悪いことではないですよね。

自分がして貰いたいことを、先に与える。
有難迷惑でなければ、それってとってもステキなことですよね。

そして、上から目線で恐縮ですが、もしも僕が本当に褒めて貰えるに値する人間だと仮定して。
与えることが大事なのは、あちこちで言っていますが、受け取ることも大事です。
もちろん、受け取るのは相手の善意です。
裏ばかり勘ぐって警戒していては信頼関係が生まれません。
申し訳なさも謙虚で良いことですが、度が過ぎると卑屈になります。
甘える時は、素直に甘えた方が良いです。
仲間って、そういうものなのです。

仲間

これは個人的経験談なので、どこまであなたの役に立てるかはわかりません。
でも、今の僕は、その考え方を貫いてきたおかげか、多くの人たちが心を開いてくれます。
妙な駆け引きも少ないので、気楽に本音を話せたりします。
それって、とても楽なのです。
そして、そうこうしているうちに、お互いがお互いを思いやれる関係になっていることが多いので、本当に感謝の気持ちでいっぱいになるのです。
仲間って良いなって思えるのです。

もし、あなたが僕の考え方に少しでも共感して下さったら、出会う全員を仲間と思えとは、言いませんが、自分にとって敵ではない相手は仲間だと思って接してあげて下さい。

仲間だと思って接しているうちに、本当に仲間が増えて行きますからね。

 

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