仲間を大切に! ~ココロセラピストが語る 僕たちはひとりじゃない~

仲間

仲間って一体……!?

仲間、大事にしていますか。
あなたにとって仲間の定義ってなんですか。

細かい定義は特に問いません。
友達でも良いですし、仕事仲間でも良いです。家族や親戚でも構いません。
もちろん、性別も年齢も関係ありません。

さて。もしかして「仲間……。わからない……。誰を仲間と呼んでいいのだろう……。ということは、私には仲間なんていないのかもしれない……」なんて思った人はいませんか?

いやいや。そんなにネガティヴにならないで下さいね。
そもそも仲間というのは抽象概念みたいなものですから。
具体的な細かい定義って、たぶんないです。
辞書で調べれば何かしら出てくると思いますが、それですべてがわかるわけではないです。
そんなに不安に思わなくてもちっとも問題ありませんからね。

 

勘違いしないでね!

仲間っていうと、もしかして「○○してくれるから仲間」「○○を赦してくれるから仲間」「○○を受け入れてくれるから仲間」と、自分の中で受け身の条件をたくさん作っていませんか。

たとえば「困った時に助けてくれるのが仲間」という価値観の人。

もちろんステキな価値観だと思います。
僕も困った時に助けてくれてこそ仲間だと思います。

でも、ちょっと待って下さい。
助けてくれるのが仲間。それは、わかりました。
では、自分は誰かの仲間ですか。

だって、そうでしょう。自分は受け身。
他人が自分のために何かしてくれて(ある条件を満たしてくれて)いる人だけが、仲間だとしたら、そんな都合のいい話はありませんよね。

「どうして私は○○して貰えないんだろう……?」って、みんなが思っていて「私には、やっぱり、仲間なんていないんだ…」「私は結局ひとりぼっちなんだ……」なんて思っていたら、人間関係は成り立ちませんよね。
当然、社会も成り立ちません。

ここで重要なのは自分です。
自分は誰かのために何かをしてあげたいと思うかどうか。
それこそが仲間か否かに深く関係して来るのです。

自分が何かをしてあげたい相手。
仲間だと思うからこそ、何かをしてあげたいわけですよね。
滅茶苦茶大嫌いな人には何かをしてあげたいなんて、きっと思わないと思います。
だって、仲間じゃないと思っているから。

もちろん、人間関係のハウツー本などには「嫌いな人にこそ優しくしましょう」的なことが描いてあると思います。
僕も、それは一理あると思います。
それはどういうことかというと、最終的に仲間になりたいということです。
「私はあなたの仲間だよ」というアピールなのです。

 

私はあなたの仲間だよ!

なにを言いたいかというと、結局のところ、自分が能動的に相手を仲間と思えるかどうか。
何かをしてあげたいと思うかどうかなどが最重要ということです。

仲間

恋愛に例えるとわかりやすいかもしれません。
片想いとか、両想いとかありますよね。
確かに片想いだと、恋人とは呼べないかもしれません。
でも、双方が想いあっていたら両想いになります。
双方がずっと受け身で、優しくしてくれなかったり、アプローチしてくれなかったりしていたら、恋人にはなれないのです。

仲間意識も同じです。
「あれ? あなた、私のこと仲間だと思ってたの?」なんていう人も稀にいますが、基本は少しくらいは警戒していたとしても、大抵の人は仲間だと思ってくれているし、そのように接してくれているのではないでしょうか。