ココロセラピストが語る! テンパらない生き方! ~変化は止まらない~

変化

辛さを味わう時間というのも、実はとても大切なのです。
そこから怒りの感情が生まれたり、その他感情が生まれても、それは決して無駄ではないのです。

「今」を大事にしろと言いましたが、怒ってはダメとか凹んではダメと言っているのではありません。
一旦、その気持ちを受け止めて欲しいのです。

「心を一旦受け止め中……な、今」も大切にして欲しいのです。
その次の「今」には、悲観的な未来を勝手に確定させてしまったりせずに、可能な限りニュートラルになって欲しいのです。

心が麻痺してしまうこともあると思います。
それが数分どころか、数年単位の人もいると思います。
僕はそれを軽くあしらうつもりもありません。
たぶん彼らは「ニュートラルになろうと模索している今」を連続して来ただけなのです。

そうすると「今」はどんどん過去になっては行きますが、「今」はまだまだ終わっていませんし、どのタイミングかで自分の何かが変化する瞬間ってあると思うのです。

モノゴトって永遠に続くみたいなイメージかもしれませんが『諸行無常』で考えるなら、辛いことが同レベルで永遠に続くなんて誰も言っていないし確定でも何でもないということになります。

次の瞬間に切り替わって「辛い今」が少しでも過去になったのならば、僕たちはもう違う瞬間を生きているのです。

もがき苦しむ時間もあるかもしれません。

それも大事な時間です。
でも、辛い永遠を自分で確定しない限り、いくらでも未来は変化するのです。

無茶苦茶に聞こえるかもしれませんが、可能な範囲で構わないので「いつも心にメリハリを!」と思っていてくれると嬉しいです。

 

楽しい時も

変化

楽しい時も「今」は「今」だけです。
たまたまラッキーなことが起こっただけで、それが無条件で永遠に続くかというとそういうことはありません。

だからといって「良い事があると、次は悪い事があるんだろうなー……」と決めつけるのも早計ですからね。
そんなこと決まっていませんから。

「今、ものすごく幸せ。でも、その幸せがなんか……怖い……」なんて悲観的になる必要もありません。
幸せを感じられるなら素直に幸せを感じ続けて下さい。

楽しいことも確かに永遠には続きません。
でも、次の「今」の瞬間をどう解釈して、どんな未来を想い描くかは自由なのです。

生きていると、辛いことも楽しいことも、たくさんあります。
予定調和な時もあれば、偶然もあります。
たなぼたもあれば、不可抗力の時もあります。

僕たちは、そんな波が来る度に、焦ってしまいがちです。
しかし、焦らず冷静に「今」を見つめることができれば、トータルしたら、人生の質を限りなくアップできると僕は思うのです。

 

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