ココロセラピストが語る! テンパらない生き方! ~変化は止まらない~

変化

焦りすぎだよ!

みんな焦りすぎです。
全員ではないけれど。
たとえば「もうダメだ! 死ぬしかない!」と思ってしまう人には特に強調しておきますが、焦らないで下さい、本当に。

なんでそういうかというと至って単純で。
僕も含めてたくさんの人が、死ぬほど辛い体験をしても、今、生きていたりするのです。

死ぬほど辛いことがあって、そこで人生を終わらせてしまったら「今」ってないのです。
過去に辛いことがあっても、その後、どこからどう見ても幸せそうにしか見えない人っているじゃないですか。

だから、「その辛さは嘘だ!」というつもりはないし、心の底から辛いと思うことも実際あったりしますが焦らないで欲しいのです。

よく「リストカッターは自殺目的じゃない」という言葉を耳にします。
確かに、自殺未遂を何度も繰り返して、その都度失敗しているわけではなさそうです。

絶対とは言えませんが、おそらく当事者たちなりに思う事があり、その結果手首を切っているのだと思います。
必ずしも批判される行為とは言い切れない側面もあります。

ただ、何らかの理由があるにしても、死ぬ気はなかったにしても、うっかり死んでしまう危険性だってゼロではありません。
そこは、理解していて欲しいところです。

辛いことがありすぎて死んでしまいたいと思っている人や、リストカッターを悪く言うつもりはありません。
ただ、そこで、間違ってうっかり人生を終わらせるようなことはしないで欲しいと僕が願っていることを伝えたかったのです。

 

「今」は「今」だけなんだよ!

死なないにしても、焦って冷静さを失って自暴自棄になってしまっても、困ったことになってしまいます。
今、この瞬間がピンチでも、自分の考え方や言動によって未来はどんどん変化して行きます。

辛いのが「今」だとして、「どうせ今後も、こういう状態がずっと続くんでしょ? だったら暴れてやるわ!」と考えて暴走したら「暴走している今」を作っているのは自分なのです。
嫌なことや辛いことがあったことに対して僕は百パーセント自己責任だとは思っていません。
生きていれば不可抗力って間違いなく遭遇しますから。

「今」が「辛い」のはとてもよくわかります。
僕もそういうのを数え切れないほど経験してきました。
ただ「今」は次の瞬間には「過去」になっていて「新しい今」がはじまっているのです。

「新しい今」を焦ったり、ふてくされたりして「暴走している今」にしてしまうと、気持ちはわからなくはありませんが、少々自己責任の要素が強くなってしまうというか。

不可効力以外の「今」はできるだけ自分でコントロールした方が良いです。
地味な作業ですが、結局のところ、人生の質ってどれだけ「今」を大事にし続けてきたかだと思うのです。

 

メリハリ!

変化

僕は決してネガティヴな感情を持ってはいけないといっているわけではありません。
感情は意味があって存在しているのです。
「安易に感情を否定すると余計具合が悪くなっても知らないよ」とさえ僕は思っています。