欲がそんなになくても幸せになれます!
結局のところ、欲があった方が良いのか、ない方が良いのかと考えると、個人差が大きいんじゃないかなと僕は思います。
僕も良くはたくさんありますが、そんなに欲まみれではないと思っています。
むしろ欲が少ないと言われています。
先ほども言いましたが、欲張りすぎる人と関わると、なんでもなんでも「こんなんじゃダメだ!」というようなダメダメを連発して常にイライラしているので一緒にいて疲れてしまうのです。
僕が勝手に思っているだけですが、まるで自分の人生を否定しているように見えてしまうのです。
それに現状に特に不満が無ければリスクマネジメントは大事ですが、そんなに欲を生み出さなくても良いのかなという気もします。
欲がたくさんあって、どんどん自己実現していくからQOL(人生の質)が高いとは限りません。
それも良い生き方ですが、欲が少ないからといって「向上心がない!」「生きてて楽しいの?」と安易に思ってしまうのはナンセンスです。
結論を言えば、自分に欲が多かろうと少なかろうと、ストレスが少なく幸せを感じられるのであれば、それで良いのです。
ココロセラピストTATSUMIのものすごく地味な幸せとは?
ここから先は、僕の超個人的な話なので読み飛ばしても構いません。
僕は小さな欲求が満たされることをとても重要だと思うタイプです。
なので、僕の地味で幸せを感じることをご紹介します。
春夏秋冬どれが好きかと言われると、どの季節も好きなのですが、春の話をしましょう。
冬、寒くて眠れない日が続いていたのです。
僕は暑がりで寒がりなので適温にならないとものすごくストレスに感じてしまうタイプなのです。
何枚布団をかぶっても、ちっとも温まりません。
他にもいろいろ工夫してみましたが、なかなか眠れません。
眠いのに寒くて眠れないのです。
やっと眠くなってきたと思えるのが朝。
朝日で少し暖かくなってくると、ようやく眠気がやって来るのです。
でも、それって昼夜逆転コースまっしぐらですよね。
冬の間、僕が特に感じていたのは「ぐっすり眠りたい!」という欲でした。
春といえば世間は花粉症ばかりにフォーカスしがちです。
でも春はポカポカしていて とってもありがたい季節でもあるのです。
そんなに寒くなく、夜になれば普通に眠くなる。
朝、日光が入ってきて少しだけ暑くなってくると、「そろそろ起きようかな……」と自然に思えてきます。
ある日、ふと目が覚めると「そういえば、ぐっすり眠れたな。
そして朝、ちゃんと起きられた!」と思ったのです。
僕は「春が来た!」と思いました。
大げさかもしれませんが、僕は冬の間、かなり安眠できず頭を抱え込んでいたので、春が待ち遠しくてたまりませんでした。
僕の欲は春が来てくれたことで無事に満たされました。
ひとによっては、それをスケールが小さいと思うかもしれません。
でも、地味でもなんでも、僕の欲は大きく満たされ、幸せを噛みしめることができたのです。
大きな欲もありますよ。
ただ、小さな欲が自己実現した喜びも、案外ものすごく幸せに感じるものなのですよ。
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