「自分を見つめた方が良い」と言っているのはカウンセリングに誘導したいわけではないです！
「自分を見つめる」というのはとても重要なことです。
たぶん、多くの人はそれを頭ではわかっていると思います。
でも、「自分を見つめると良いですよ？」というと「そうですね、考えてみます……」といって自分の殻に閉じこもってしまったり、考えるのを忘れてしまったりする人も多いと思います。
あるいは「この人は私をカウンセリングに誘導しようとしているのかな？」と勘違いする人もいるかもしれません。
確かにビジネスのテクニックとして『不安を煽って誘導する』というものもあります。
だから警戒する気持ちはわかります。
ただ、必ずしもそうではありません。
たとえば髪を切りたくなったら床屋さんか美容院に行きますよね。
前髪を揃えるくらいなら自分で切っても良いですが、そうでなければ誰かにやってもらった方が便利ですから。
自分の頭のてっぺんや後ろ側は自分では見栄ませんからね。
心もそういうものだと考えると、イメージしやすいかもしれません。
カウンセリング（もちろんスピリチュアル系も含む）は心の問題を取り扱うということです。
自分セルフカウンセリングに自信があって、自分を常に見つめることができていて何も問題がない人なら、無理にカウンセリングなんて受けなくても良いのです。
ただ、「自分を見つめるってどういうこと？」と思ったら、悶々と考え込むより、カウンセリングを利用すると便利かもしれないよということです。
だから誰かにカウンセリングを勧められて迷惑だと思ったら遠慮なく、断って良いですからね。
無理強いしてきたら、それは『押し売り』ですから。
ただ、相性や好み等の問題もありますので、今現在不要でも、必要な時に「この人にお願いしようかな……」と思えるカウンセラーやセラピスト、占い師などの目星はつけておいた方が良いかもしれません。
「お腹が空いた……」と思って、行き当たりばったりでお店に入るのも楽しいですが、入ってビックリ、マズかったとか、高かったとかだと困ってしまいます。
なんとなく目星をつけておくと焦らずに済むかもしれないなと思います。
もちろん、未知の可能性に賭けるのも楽しいので僕は好きですが。周囲の噂や情報に振り回されるのも問題ですからね。
流されすぎたり、振り回されたりしていませんか？
今の話はカウンセラーやセラピストの選び方的な話になってしまいましたが、本題の「自分を見つめる」話をします。
先ほども言いましたが「周囲の噂や情報に振り回される」というここが極めて重要なポイントです。
「自分を見つめる」ということは基本的には誰かと比べるのではなく、自分自身と向かい合って、自分自身を基準に考えます。
世の中にはあらゆる情報があふれています。
だから僕たちは知らず知らずに情報に影響を受けてしまっている可能性があります。
たとえば、お勧めの漫画にしても、人気のラーメン屋にしてもそうなのですが、最近の人ってネットでランキングをチェックしたりする人が多いですよね。
もちろん世間の流行や同行を把握しておくことは大切です。
何も知らなさすぎると、無知かKY（※死語ですが「空気が読めない」という意味です）になってしまいます。
でも、情報に振り回されすぎてしまうと「自分を見つめる」ということからどんどん遠のいてしまうのです。
