有名講師のセミナーに多額なお金をつぎ込んで通い詰めたのに!~自己実現が遠のく人たち~

高額セミナーや著書にはいくらでもお金と時間をつぎ込むのに、何故か個人セッションは受けないで、悶々としているか、似たような仲間たちと永遠に愚痴り合っている気がします。

殆どの人はそうではないと思います。
だからセミナーを受けた数日後にはモチベーションも下がって元通りの自分に戻ってしまう人が多いのです。

確かに学べる点はいくつもあると思いますし、当然価値だってあると思います。
セミナーに行く価値は十分にあると思います。
参加者との間に仲間意識も芽生えるかもしれません。

よくよく考えればわかるのですが、そもそもセミナーは複数(多数)を相手に行います。

その時点で、オーダーメイドではないという事を忘れないで下さい。

ふと我に返って「あれ? 私って何処に向かっていたんだっけ?」と気付ければまだ良いですが、セミナーを受けることが目的になっていて、受けたことが達成になってしまっていたら、明らかに自分の目指すべき方向を見失ってしまっているのです。
せっかく良い話をたくさん聞けてもアウトプットするに至っていないのです。

セミナーに限らず、本を読むのが好きな人にも当てはまります。
たくさん成功本や心理学の本、スピリチュアル系の本を読んだのに成功者になれないとか言っている人、いますよね。
本も架空の読者を想定して執筆されているので、読者本人がドンピシャで、マンツーマンで成功への手引きをしてくれているわけではありません。

 

自分に落とし込め!

つまり、仮にあなたが成功者を目指しているのなら、あなたという人間を成功者にする方法にフォーカスしなければなりません。

だって、僕もあなたも、あの人も、この人も、みんな違う人間です。
将来の夢も同一のはずありませんし、趣味趣向だってみんな違います。
個性や個人差ってあるんです。

だから良い情報を得ても、そこで満足するのではなく、それを自分自身に落とし込んで青写真を作る必要があるのです。
情報を自分専用にカスタマイズしていく必要があるのです。

受験勉強を思い出してみてください。
みんなが同じ時間、同じ勉強したら同じ結果を出せるでしょうか。
出せませんよね。
だって、人によって得意科目や不得意科目もありますし、受ける学校によって出題傾向も違えば、科目数も違うのです。
皮肉な事に才能の有無も関係して来ます。

その人その人にあった効率の良い学習方法をしないと、ロスタイムが増えるばかりです。
理想論を言えば、勉強は全科目オールマイティで理解して何を聞かれても答えられた方が良いです。

しかし、そんな人いないですよね。
学者だって得意不得意ありますから。
何処の学校の何の学部を目指したいのか。
何を切り捨てて何に力を入れるか。
きっと、誰しもがそういうふうに考えたと思います。

ただ人生は受験と違って指定科目があるわけではなく、成功者を目指すためにはさらに細かいオーダーメイドのプランが必要になってきます。
そもそも、自分にとって成功者とはどんな人を指すのかという定義も違って来るのですから。

自分なりのゴール設定、プラン、アクションをきちんとこなして行ければ、それこそ、高額セミナーで得た知識や情報を活かせると思います。
(※高額セミナーを推奨しているわけでも否定しているわけでもありません)

「あ、そうか! 腑に落ちた!」と思ってくれた方は、ここから先は読む必要はありません。
腑に落ちない方は、もう少し我慢して読み続けてみてください。

 

そうは言うけど、どうして良いかわからないよ!

「自分なりのゴールとかプランとかアクションとか言われてもさっぱり意味がわからないよ!」と思うかもしれません。
実際、難しいと思います。
だから、セミナーを受けた後に成功者に近づくどころか、迷走してしまうのです。

これは僕の勝手な分析ですが、その手のタイプにはある法則性があります。
それは個人セッションを受けないのです。

高額セミナーや著書にはいくらでもお金と時間をつぎ込むのに、何故か個人セッションは受けないで、悶々としているか、似たような仲間たちと永遠に愚痴り合っている気がします。
最悪、僕がもっとも嫌う、カウンセラーやセラピストに近づいて世間話のフリをして無料でカウンセリングやコーチングを受けようとするヴァンパイアと化します。
でも、そういう事を繰り返しても成功者にはなれません。
完全に負のループにハマってしまっているからです。

僕としては、そうではなくて是非、個人カウンセリングなり個人コーチングなり、あるいは占いなりを受けて欲しいと思っています。
メンターがいた方が良いです。

というのも、自分自身では気付かない事が案外多いからです。
学校でも塾でも少人数制の方が良いとされていますよね。
それは個人個人に先生の目が行き届くからです。
究極を言えばマンツーマンが望ましいです。
もちろん相性はありますが。
自己実現の問題も、個人に特化した方が良いです。

そうすると「今まで一度も正社員になったことが無い」とか「恋人が出来ない」とか、そういうプライベートな問題にもどんどん踏み込んでいけます。
そもそも、それが本当に問題なのかどうかも、悶々と独りで悩んでいたらわかりませんから。
上記でも言いましたが、誰かしらに個人セッションを受けていれば、必要以上に自己否定をする前に気付かせてくれるというメリットもあります。

ただ、高額セミナーにしても個人セッションにしても、最終的に、自分が何処を目指すかは自分で決意し、自分でそこを目指し具体的に歩き始めなければなりません。
誰かが自分の人生の肩代わりをしてくれることはありません。

それでも、自分という個人の事が少しずつでも客観的に見られるようになってきたら、自分の目指す成功という道に乗ることが出来るのではないかと思います。

 

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