あからさまに話題が合わない人や、主義主張の異なる人に誠意を持って一緒に熱く語り合おうとする事には無理が生じて来ます。
時間も勿体ないです。
僕自身、自分に興味関心の無い話や、どちらかといえば触れたくない話題を熱弁されても心から困ってしまいます。
そうなると、いくら信頼関係があっても『Win-Win』だったり『Happy-Happy』だったりする関係に導くのは難しいです。
しかしSNSなら、同じテーマについて興味がある人たちとコアな話が出来てしまうのです。
そうすると世代や性別、地域の枠を越えて共通の話題を楽しむ事が出来るのです。
ただ、ここで強調しておきたいのは、自分の話が通じる相手とだけ話せばOKと言う事ではありません。
オンラインであれ、オフラインであれ時には意見が対立する事もありますし、今まで興味のなかった分野の話を敢えて聞く事で世界が広がることだってあります。
やはり、人は人によって磨かれるのです。
それは忘れないでください。
楽しかったハズなのに……
SNSはとても楽しく便利なツールです。
同じ話題で盛り上がる仲間も比較的見つけやすいです。
しかし、いざはじめて見ると、少なからず問題は浮上して来るものです。
たとえば、SNSで友達を作ったとします。
友達を作ったと言う事は、ご縁が繋がったと言う事です。
PCやスマホの電源を切ったら終わりというわけではありません。
SNSはヴァーチャルではありますが、画面の向こうには生身の人間がいるのです。
つまり、いくらSNSが便利とは言え、人間関係が生まれ、コミュニケーション能力は必須になってくるのです。
SNSは主義主張や趣味の合う人で集まりやすいから、みんなで意気投合出来るに違いない。
みんな、少なからずそういう期待を胸にオンラインしていると思います。
ただ、顔が見えないと言う事は、本音を言いやすい面もある半面、見えない相手だから相手をリスペクトする必要性は低いだろうと思ってしまう一面もあります。
だから、SNSはSNSで人間関係のトラブルが生じやすくもあります。
言葉使い1つとっても、案外ややこしい!
ネットの楽しいところは年代や性別など、幅広い人と交流できる事です。
自由気ままにやり取りできて楽しい半面、ちょっと気を抜くと、それが問題でトラブルに発展してしまう事もあります。
たとえばネットは学校や会社では無いから基本的に対等な関係で良いと思います。
投稿スタイルも自分の自由で良いと思います。
ただ、文字でコミュニケーションするということはジェスチャーや声のイントネーション、テンポ、リズムがリアルに感じられないので、読み手の受け取り方が大きく影響して来ます。
なので気をつけないと「語尾に『w』ばっかりつけて、バカにしてるの?」と思われたりする危険性もあると言う事です。
これはネットのスラングだと思うのですが、実のところ、僕も未だに意味がわかっていません。
『(笑)』とにたようなニュアンスだと思うのですが、良いのかどうかはあまりわかりません。
だからと言って、丁寧過ぎる敬語だけで話をされても「怖い人なのかな……」と思ってしまう場合もあると思います。
今は流石にいないと思いますが「○○だょ」と言った感じで、最後の文字を小さい文字にされると、知力が足りない人と思われてしまう危険性も高いです。
色々な人と関われるからこそ、それこそ空気を読んで的確に対処する能力が問われるとも言えるのです。
「ネットだから、好きでいーじゃんね!」と言ったような態度は一理ありますが敵を増やしかねません。
FACEBOOKも楽しいんだけど……。
情報集めやマニアックな話をする以外にも、SNSは楽しいものです。
友達が増えれば、それなりに交流も増えます。
オフ会に参加してリアルで合うと言う楽しみもあると思います。
ビジネスパートナーを見つけて一緒に仕事をする事も出来ると思います。
同じ志の人で集まって何かイベントをする事も出来ます。
今まで出会わなかったタイプの友達と知り合えるかもしれません。
学校や仕事の都合で、人間関係が希薄になっていたが、SNSならケータイのE-MALとは違って緊急性もないし、好きな時に見て、好きな投稿にコメントをしたりメッセージをしたり出来ると言う利点もあります。