声優ってスゴイ!
僕は小さな頃からアニメが大好きでした。好きな理由はたくさんあるのですが、ある時に気がついたのは声という存在でした。
最近でも、時々ありますが、アニメキャラクターの声が時々違う人になったりする事ってありますよね。その時って「えっ?」と思ってしまいます。
もちろん意味もなく声優を交代するはずはありませんので、何らかの事情があるのだと思います。ただ、同じキャラクターであるはずなのに、どうしても同じキャラクターとして認識できないと言うか、奇妙な違和感が残ったりします。それでも、声優ってプロなのでなんとか、そんな状況でも時間をかけて、そのキャラクターと自分の声を同一化していきます。
僕は海外ドラマも大好きなのですが、最近は吹き替えで見る事が多くなりました。外国語がわからないという事もありますが、疲れている時は集中力が持たないので、どうしても日本語で音声を聞きたくなるのです。もちろん、本当はオリジナルで聞き取れれば良いのでしょうけれど。
吹き替えは、わざとだとは思うのですが、喋り方がとても面白いです。アニメではないのに、アニメ以上に極端なイントネーションで喋ります。好みも別れるところですが、個人的にはそれがまた面白いと思っています。
時々、オリジナル音声で作品に触れてみると「あれ? 普通の喋り方だ……」とビックリしてしまう事もあります。そのくらい、声の与える影響力ってスゴイわけです。
声だけでどんなキャラクターだけに変身してしまう職業、声優。カッコいいです。
喋り方にもいろいろある!?
声や喋り方が重要なのは決して声優だけではありません。もちろんアナウンサーやコールセンターなど、声を重要な武器として使う職業の人に限った事ではないのです。
マンガやドラマにありがちの不良(死語?)って、声を低くし、気だるそうに語尾を伸ばし、「あぁ~?」といった感じの喋り方をします。
マンガやドラマならネタで良いのですが、これがまた不思議。現実世界にも結構、この手の方は多いです。
特に小学生から大学生くらいまでの人が、この手の喋り方をする気がします。何らかの事情、または影響で不良のマネをしたくなるのかもしれません。もしかしたら本当に不良に憧れているかもしれませんし、周囲の仲間たちが、そういう喋り方なのかもしれません。
子供なら、子供でそういう変な喋り方をするのは悪い事ではありません。子供は色々な事に興味を持って試してみたくなるものです。不良語(?)も、その人によっては通過儀礼の一種なのかもしれません。テレビ大好き少年が『クレヨンしんちゃん』の喋り方の真似をしたがるのと同じです。
ただ、『クレヨンしんちゃん』のモノマネは飽きたら自然にしなくなりますが、不良語は、なかなか癖が抜けません。
なので、前年な事に、親になっても不良語が抜けない人たちも多いのです。スーパーやショッピングモールに買い物に行くと、1組や2組はそういう家族を見かけます。差別してはいけないとは思いますが、そういう喋り方をしている人たちは、少なからず野蛮な印象に感じてしまいます。
親がそういう喋り方をしていると、子供はそれを普通と認識してしまうので気を付けた方が良いと思います。