ココロセラピストが語る!『人間のクズ』とは?—世の中を病ませる愚者たち—

僕たちは決してクレーマーに屈してはならないのです。そしてクレーマーを助長させてはならないのです。そして、もっとも大事な事は自分自身がクレーマーにならない事です。

人間のクズ、それは……?

人類はいつの世も平和を望んでいます。しかし、真の平和とは何なのかと問われると、これがまた難しい。善良なる市民とは誰の事なのか。そもそも、そんな人が本当に存在するのだろうか。考えれば考えるほど頭を抱え込んでしまうかもしれません。

ただ、難しい事はさておき、率直に思う事があります。人々の心から平穏が奪われ、ストレスがたまり、または病んでしまう原因とは何なのだろうかと。そして、その原因は誰なのかと。

もちろん、状況に応じて価値基準は変わるかもしれませんが、敢えてここでは特定のカテゴリーをピックアップしたいと思います。

人々の生活を脅かし、そしてストレスを与え、場合によっては誰かの人生を狂わせてしまう悪魔のような存在。それは、クレーマーです。

 

クレーマーは大切な存在?

クレーマーが人類を腐敗させているなどと言うと、もしかしたら怒る人もいるかもしれません。もちろん、これは僕個人の価値観です。偉い学者さんが言ったわけでもなく、世界の共通認識でも無ければ常識でもありません。

「クレーマーは扱いにくい存在ではあるけど、クレーマーの意見によって、結果的に物事が改善される事だってあるんじゃない? そんなに酷く言わなくても良いんじゃないかな?」
なんて言う人もいるかもしれません。

確かにそうなのかもしれません。しかし、少し考えて欲しいのです。そもそもクレーマーがクレーマーである必要性って本当にあるのでしょうか。

ちなみに僕が言っているクレーマーとは、正当な理由で意見をして来る人や、謝罪を求めて来る人の事ではありません。
必要以上に怒鳴り散らしたり、罵声を浴びせて来たり、自分のエゴを満たすために理不尽な要求をしてきたり、相手が屈服するまで永遠に話を引き延ばしてきたり、相手を自分の話術で陥れて弱みを握って要求を押し通そうとしたり、相手の立場(弱い)に付け込んで、嘲笑したりする人、相手の話を聞かずに一方的に自分の価値観や思い込みだけで話を展開させて威張っている人たちの総称の事だと思って下さい。

要するに相手の立場や気持ちを考えない愚民と言い換えても良いと思います。そんな彼らに本当に媚びる必要性があるのでしょうか。

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我こそは正義の味方! 弱者の代弁者なり!

クレーマーを擁護しない方が良いと思う理由は他にもあります。それは、クレーマーによってストレスが拡散されるという事です。

仕事でもプライベートでもクレーマーは様々なところに存在します。そう考えると、犯罪に巻き込まれたり、交通事故に巻き込まれたりする可能性よりも、クレーマーに遭遇する可能性の方が遥かに高いような気がします。

よくマンガなどで、不良が「なに、人の顔ジロジロ見てんだよ。ケンカ売ってんのか?」とか定番のセリフがあります。そういう場面に遭遇する可能性もゼロとは言えませんが、クレーマーに遭遇する確率はもっと高いのです。確率が高すぎるからか、もはやネタにすらなりません。