学校は幸せになる方法を教えてくれない!
人は誰しも幸せを願うものです。人生において、幸せになる事は最重要事項です。それほどまでに重要なのですが、何故か、学校は幸せになる方法を教えてくれません。
『道徳』とか『倫理』とか『心理学』とか、そう言う事ではありません。それは単なる科目であって、実践的とは言えません。もちろん昔にあった『教育勅語』も良い事は言っていますが、幸せになる方法とは違います。『宗教(学?)』もそれっぽくはありますが違います。
学校は何故幸せになる方法を教えてくれないのか?
学校は何故幸せになる方法を教えてくれないのかと思った人は、たくさんいると思います。理由は簡単で、先生たちも幸せになる方法を知らないからです。
「だって、私たちだって学校で、そんなの教わって来なかったもん……」と言われるかもしれません。
学習指導要領にも載っていないのではないかと思います。
ただ、先生たちが必ずしも悪いわけではありません。先生の生き様を見て、幸せを感じ、そこから無意識的に幸せになる方法を学んでいる生徒もいると思います。
先生たちも決して怠けているわけではありません。カリキュラムは詰め込まれているし、「最近のゆとりは……」なんて言われていた時代は、更に短時間で多くの事を詰め込んで教えなければならないので大変だったのではないかと思います。
部活問題も、そうだと思います。生徒たちも、表向きは自由参加みたいな感じですが、暗黙ルールで部活に入らないといけないみたいな空気に流されているのではないでしょうか。教師は教師で、やっぱり半強制的に顧問にされたりして仕事が増えてしまうわけです。先生も生徒も必ずしも、プライベートな時間を削ってまで部活に情熱を注ぎたい人たちばかりではないのです。
とにかく忙しくて、幸せがどうとか言っている場合ではないのです。日々の仕事をこなし、何とか受験に合格させて進学させる。それが使命になっているのです。
それを幸せと感じられる先生や生徒は良いですが、そうではない人たちはたまったものではありません。
もし学校が幸せになる方法を知っていて教えていれば、不登校(あるいは自主休校)なんてないでしょう。
一流大学を出たけどウツになった……という話も耳にタコが出来るくらい聞きますが、やはり必ずしも学校が幸せに繋がるヒントをくれるとは限らないようです。
親は幸せを教えられるのではないか?
もしかしたら親なら幸せを教えてくれるかもしれません。例外を除いて、幸せだから子供が生まれるわけですから。だったら幸せになる方法を知っているのではないかとも思えて来ます。
でも、それも微妙です。親と一言で括っても色々な親がいます。家庭よりも仕事が好きな親もいます。家庭が大事だけどやむを得ない事情で仕事を優先している親もいます。仕事に限らず、必ずしも好条件下で生きているとは限らない親もたくさんいます。