菩薩行と魂の成長 — 魂の目的を見つける前に 〜 経験した苦難がヒントになるとは 〜

生まれ持ってきた夢や希望、魂の目的は、けっして綺麗なばかりではありません。
菩薩行

前回の記事では、魂の、あるいは人生の目的を見つける方法について書きました。
ですが、魂の目的を見つける前に、しなければいけない事があります。

それは、考えれば当たり前なのですが、多くの方がそれをせずに、見ない振りしたまま「都合の良い結果」を望み「魂の目的」を見つけようとするので無理が出ます。
一見悪い行いと思える事も、重要な学びだとも言えるのです。

今回は、魂の目的にたどり着く前にする必要な事と、菩薩行についてお伝えします。

 

魂の目的を見つける前にする事

・健康を回復する
・規則正しい生活を身に着ける
・良くない環境から脱出する
・霊的障害を取り除く
・嫌な人から離れる
・経済的安定を手に入れる
・閉じる家系の後始末をする
・家族との距離の取り方を見つける 等々……

人によって抱えている問題は違いますが、これらを一つ一つ解決して行き、脅かされず生きられるようになるから、人生の目的に向かって行けます。

泥水の中にいるまま身体を洗っても、キレイにならないのと同じです。
まずは、泥水の中から出ましょう。

辛く苦しいままでは、夢や希望を持ちたくても難しく、逆に、夢や希望が現実逃避のための「絵に描いた餅」にしかならない場合もあるのです。

これら問題解決の過程は、本当はとても大切なのです。

菩薩

 

経験した苦難がヒントになる

それまでに経験した苦悩は、その人に必要な苦しみだとも言えます。

・苦しみを経験する意味を考える事で人の痛みや自分を知る
・解決方法を見つける過程が学びそのもの
・地道に努力し改善する過程で重要な人や物事に出会う
・根気よく、ヤケにならず、焦らず取り組む事での成長
・コツコツと改善したからこそ得られる自分への信頼

私のクライアント様の例で言うと、問題を解決する過程で、人生の目的を見つけていく人も多いのです。
むしろ解決の過程が、この世に生まれた時に持ってきた魂の目的に必要な体験だと言えます。

「自分が経験した大変な事を克服したからこそ、同じように困っている人の役に立ちたい」
「あの辛さを乗り越えたから、少しの事ではくじけない自信を得て、夢に向かって行ける」

中には「ずいぶん回り道をした」という方もいますが、回り道ではなく、大切な成長への道のりです。
どんな経験も無駄にはなりません。

 

魂としての成長と菩薩行

生まれ持ってきた夢や希望、魂の目的は、良い行いだけとは限りません。

・人を傷つける痛みを知る
・「ダメな人」になって世の中を見る
・裁かれる側の気持ちを知る

こう言った目的から悪役を選ぶ人もいます。

「傷つけられる痛みを知る」ためには、その人を「傷つける人」
「英雄」と呼ばれる人には、その前の「混沌を作り出す人」
自由の喜びを知るために、「押さえつける状況を作る人」

こんな風に誰かの経験に必要な悪役を引き受ける事も、「菩薩行」と言ったりします。

菩薩

菩薩とは悟りを開く前のお釈迦様の事で、自分だけが悟りを得ようとするのではなく、全ての人が平等に悟りを開くことを望み、共に成長しようとする行いを菩薩行というそうです。

ダメダメな経験も、惨めな思いも、全て、魂の財産となり、かかわる全ての人が何らかの学びを得るでしょう。

例えば麻薬依存者の回復支援施設「ダルク」の方々を私が霊的な目で見ると、ほとんどの人が修験者に見えます。

どんな行いも、「必要な経験」と言えるのです。

幸せな経験だけでは魂は成長しないので、前回の記事でお伝えしたように、不思議な力で問題を取り除く人は、魂の学びを奪う人だから、「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」なのです。

昨今は都合が良いばかりのスピリチュアルがもてはやされるようですが、魂の学びという根本を理解せず、都合の良い事ばかりを望むと、魂は堕落する一方です。

華々しい経験だけが大事では無いとお判りいただけたでしょうか?
人生の障害だと思える物事にも、必ず意味があります。

お辛い思いをされている方は大変だと思いますが、ご自分に負けず、人生を諦めず、どうか目の前の障害を乗り越え、魂の目的を果たせますようにと願っています。

参考記事 http://watamori323.blog.fc2.com/blog-entry-434.html

 

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