何かの理由で、どうしても忘れることのできない経験をしたことはありませんか?
私にはありますが、そういった頭の中に閉じ込められたままのため、自分が前に進むことを妨害している痛々しい記憶はほとんどの人にあるのではないでしょうか。
いつもその記憶を思い出すことは有害なことです。
「もしあの時にあんな言い方をせず、違った言い方をしていたら……」などと自分自身を責めるような経験がある場合、このことを思い出してください。
過去を変えることはできない、ということです。
過去の記憶を何度も追体験しても、変化は何も起きません。その記憶にどっぷりと浸るたびに、自分の中のマイナスな感情を増強してしまうだけです。
過去の記憶から逃れることができない場合、次のヒントが助けになるでしょう。
辛い過去を手放すためにできる7つのヒント
1. 前に進まなければならない、ということを認識する
問題がある、ということに気がつくことが最初の一歩です。過去の記憶の中に生きることは、健康的ではないことを受け入れましょう。過去に生きるべきでない、と思い出すようにしてください。
2. 過去のことは変えることができないことを受け入れる
あなたを悩ませていることは、もうそこにはないことを受け入れましょう。時間を遡って変えることはできません。あなたが今、何を言っても、行っても過去は変えることができません。
3. あなたを悩ませていることをじっくりと見つめなおす機会を作る
あなたを悩ませていることを手放すため、改めて熟考する時間を作りましょう。頭の中でその記憶のすべてを見つめなおし、それが最後になるようにします。私は1~2時間程度の瞑想を行い、その問題を見つめ直すようにしています。
これにより意識があるべき状態になります。
最後に問題の状況や試練に伴う感情をすべて感じることを自分に認めます。
4. 明るい側面をみつけだす
問題の経験を通して考え直したら、もう少し考え続けてみましょう。その状況の中の明るい側面を見つけ出すのです。
どのようなことが起きたとしても、真っ暗闇に見える中にでも常にわずかな光はあります。
この光を見つけることが難しい場合もありますが、より大きな目で見直してください。
5. あなたの悩みを手放す
問題の過去の記憶をしっかりと追体験し、その中の明るい部分をみつけたら、あなたを苦しめていたことを手放す時です。
この問題にこれ以上、力を与えないとご自分に宣言してください。あなたは前に進むのですから。
6. 今、ここにいる状態へとシフトする
ここまでができたら、ご自分の人生でできる限り、今にいるようにしてください。今の周りの状況に意識を集中し、あなたの人生を楽しむように心がけてください。
明日のことなんて、誰にもわからないのですから。
7. 自分で変えることのできないことは、くよくよと気にするべきではないことを思い出す
問題の記憶を思い出すことがあれば、その度に深呼吸をするようにしましょう。
一歩引いて、あなたが変えることができないことは、気にするべきではないことを思い出しましょう。
もし自分にできることがない場合は、上記の手放しのプロセスを繰り返します。
このプロセスを繰り返すほど、その問題の記憶について考えることが減ってきます。
そんな単純なことなのです。
過去のことにこだわりすぎることで、その記憶に意外なほどの力を与えることになります。
過去の問題は手放さない限り、意外なほど現在に影響を与えていることになりますから。
【参考】http://awarenessact.com/7-things-that-will-help-you-let-go-of-your-painful-past-memories/?=aa
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https://www.el-aura.com/writer/wake-up-japan/?c=118390