『夢は目で見ているのではなく、意識で見ています。』
寝ている時に見る夢は、目を使ってみていません。
「夢を見る」とはいうけれど、
目で「見て」いるのではなく、意識で見ています。
日中に仕事などで活動している時、
私たちは自分の心を偽ることがあります。
例えば、目の前の出来事に対して、
「怖いと思ってはいけない!」
「ポジティブに捉える努力をしよう!」
「我慢しなくてはならない」などなど。
今、感じていることをあるがまま受け入れる代わりに、
努力してネガティブに捉えないようにする傾向があります。
ところが、寝ている夢の中では全く反対です。
今、自分の中にある感情、考えをコントロールすることはできません。
あるがままに自分の中にある感情や考えを体験します。
寝て見る夢は不思議な世界です。
つじつまが合わないことばかりで、ありえない世界を体験します。
それは、自分の中にある感情や考えが投影されたものです。
夢は目で見ているのではなく、意識で見ています。
『寝て見る夢は、あるがままの私自身の中にある世界です』。
例えば、ライオンが出てきたらどんな意味がある?
夢判断の本などで調べることもできますが、
もっと掘り下げると、「自分がライオンに対してどんな意味を与えているか⁉︎」が答えになります。
私はいつも寝ている時の夢を見ながら、
どこかで目覚めている自分がいることが多く、
夢を見ながら「これはどんな意味があるだろう?」と意識しています。
朝、起き上がる前に、
目を閉じたまま、見た夢を思い返します。
昨日は、霧の中を歩く夢を見て、
自分の中に、よく見えない道を歩くという不安があることを認めました。
それから、美しい風景を見てカメラを取り出して写そうとしたら、風景の前に人がどんどん通過して、なかなか写真が撮れなかったので、その風景の場所に行きたいと焦がれているのに、その風景をカメラに収めるのに(自分のものにするのに)邪魔があることを認めました。
次に、気球に乗って夜空を飛んで、たくさんの星々を眺めていたら、UFOが5機現れ、興奮してうっかり目を覚ましてしまいました。
気球は自分の中にある夢に向かって進むことであり、飛行機を操縦して(自分で頑張って)そこに向かうのではなく、風や空気に任せて(宇宙に委ねて)夢の方向に向かっていることを意味します。
そしてUFOは、めったに遭遇できないチャンスとの出会いを意味します。
毎朝、自分の中に何があるのかを確認しています。
時々、雪道を自転車で走る夢を見ることがあります。
これは危険きわまりない、不安定な賭けを意味します。
真っ白の清らかな雪の中を1歩1歩進むときは、
進む道が祝福されていることを感じます。
雪が深くて歩くのが困難なときは、その道がエネルギーを使うことを暗示します。
同じ雪でも、状況によって意味は異なります。
寝て見る夢は、創作することはできません。
寝て見る夢は、あるがままの私自身の中にある世界です。
自分がどんな夢を見ているのか?
覚えておきたいときは「夢を覚えておく!」と意図して眠りにつきます。
夢は深層心理からのメッセージです。
他の誰でもない、自分自身の中にある世界です。
夢を意識してみてください。
あなたが知りたいと思っているどんなことも語られています。
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